カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

カビ取り屋の知恵袋

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カビの病気

2017/11/06

カビが原因となる病気は大きく3つに分かれます。

カビの産出する有毒物質のついた食品を食べたために起こるカビ毒中毒症
次にカビが人体に侵入して起こる真菌症。体力の低下や病気などにより人の抵抗力が弱ったときに、本来なら病原性の弱いカビや体内に元々常在するカビが原因で発症する真菌症があります。

そして、体内に吸い込んだカビがアレルゲンとなるアレルギ-性疾患。                              室内で発生したカビが、人の動きによる気流により舞い上り、空気中に浮遊し、人に吸収されたカビが原因で発生するアレルギー疾患。この代表的なものは、アレルギ-性喘息です。全体の10%はカビが原因で発症すると言われています。冬に乾いた空気から喉を守る目的で加湿器が使われますが、管理が悪いと水槽内にカビや細菌が生える場合があります。また、エアコンのフイルターの汚れなどが原因で空気中にたくさんのカビ胞子が飛散した場合にも、その空気を吸入することによって過敏症肺炎を発症する場合もあります。加湿器肺、空調病などとも呼ばれています。
私たちは、住まいのカビの危険に曝されています。
カビを増殖させない住環境は安心安全な住まいの一歩とも言われています。