住宅内でカビの発生が増えているのは、気密化した住宅の換気不足による室内の湿度の上昇が原因と言われております。
カビは、家の中でアレルギ－を悪化させる原因としてあげられています。
湿度管理は、相対湿度５０％が目標となり、６０％以上を超えないようにすることが大切です。
適切な湿度管理の基本としては、①湿気の発生を抑えること。②湿気を速やかに排出すること。の二点です。
カビの発生を防ぐためには、湿度を50％以下に保つ住まい方が必要です。
そこで、次の事項をチェックして、あなたの湿気に気をつけた住まい方度を知りましょう。
・住まいの湿気度チェック！
□　1.　湿度計はありますか。
□　2.　１日中，家を閉め切りにしていませんか。
□　3.　室内を換気するとき，対角線方向の窓を開けるなど，効果的な換気をしていますか。
□　4.　収納部(押入れ・クロゼット・家具)などの効果的な通風をしていますか。
□　5.　調理の時，換気扇を回していますか。
□　6.　キッチンで温水を使うとき，また鍋物をするとき，換気扇を回していますか。
□　7.　入浴中，換気扇を回すか，窓を開けていますか。
□　8.　入浴後，浴室の壁が乾くまで，換気扇を回すか、窓を開けていますか。
□　9.　室内に鉢植えが大量に置いてありませんか。
□　10. 室内に熱帯魚の水槽がありませんか。
□　11. 室内に洗濯物を干していませんか。
□　12. 乾燥機（洗濯用、食器用、浴室）の排気が室内に排出されていませんか。
□　13. 加湿機を必要以上に使用していませんか。
□　14. 床暖房を使用していませんか。
□　15. 暖房機器を使用しているとき、換気をしていますか。
□　16.窓ガラス、アルミサッシにできた結露をふき取っていますか。
☆さて、あなたの「湿気に気をつけた住まい方度」は？
チェック数
１５以上 ランクＡ
立派です。お宅の湿度環境はかなり保たれているはずです。今後もこの状態を維持していきましょう。
１４～１０ ランクＢ
少し気を許すとすぐにカビが顔を出します。湿気対策で大切なのは継続していくことです。
９以下 ランクＣ
このままではカビやダニは増える一方。室内から湿気を追い出すためにまずやれる項目から実行していきましょう。
皆さんのチェック数はいくつでしたか？
家の中から湿気を追い出すために、できる項目から実行に移してみてください。