この記事の結論
- 玄関と下駄箱は、濡れた靴・傘が持ち込まれ、空気がほとんど動かない場所です。家の中でカビと臭いが出やすい場所のひとつです。
- 革靴のカビは、雨の日に履いた靴をそのまま下駄箱に入れることで起きます。1日乾かしてからしまうだけで大きく変わります。
- 北区は台地と荒川沿いの低地、団地から木造住宅まで幅がありますが、玄関の対策は共通です。
1. 玄関がカビやすい理由
玄関は、外から水分が直接持ち込まれる場所です。雨に濡れた靴、傘、レインコート、濡れたベビーカー。それらが狭い空間に集まり、下駄箱の扉を閉めれば空気は動きません。
さらに、玄関ドアは金属製で外気の影響を強く受けます。冬は表面が冷え、室内の湿った空気が触れて結露します。ドアの内側に水滴がつく家は、玄関まわりの湿気が高い状態と考えてください。
2. 下駄箱の中で起きていること
| 状況 | 起きること |
|---|---|
| 濡れた靴をすぐしまう | 庫内の湿度が上がり、革靴に白いカビ |
| 靴を詰め込む | 空気が動かず、乾かない |
| 汗を含んだ靴 | 皮脂と汗がカビの栄養に |
| 下駄箱が外壁に接している | 冬に冷えて結露 |
3. 今日からできる玄関の対策
- 濡れた靴は1日以上乾かしてからしまう。新聞紙を詰めると早く乾きます
- 下駄箱の扉を定期的に開ける。週に一度、数時間でも効果があります
- 詰め込みを7〜8割に。履かない靴は処分か別の場所へ
- 傘は玄関の外か、乾かしてから玄関内へ
- たたきの砂やホコリを掃除する(カビの栄養を減らす)
- 玄関ドアの結露は拭き取る
4. 革靴・ブーツにカビが出たら
- 屋外で、乾いた布かブラシでカビを落とす(室内で払うと胞子が広がります)
- 革専用のクリーナーで拭き、しっかり乾かす
- 大切な靴は、専門店に相談する
- 下駄箱自体を掃除・乾燥させないと、またカビが移ります
5. 北区の住まいで気をつけたいこと
北区は、飛鳥山などの台地と、荒川沿いの低地が混在します。低地の1階や半地下の玄関は湿気がたまりやすく、団地や集合住宅では玄関が北向き・外廊下側にあることが多いため、冬の冷え込みで結露しやすくなります。木造住宅では、たたきと床下がつながっている構造もあり、床下の湿気が玄関に上がってくることがあります。
6. 業者に相談したほうがよいサイン
- 下駄箱の内側の壁や背板が黒い、拭いても戻る
- 玄関の壁紙や天井にカビが広がっている
- 玄関を開けた瞬間にカビ臭さがする
- 複数の靴に繰り返しカビが出る
当社はカビ菌検査で広がりを確認し、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。
7. よくある質問
Q. 除湿剤を入れていますが足りません。
A. 濡れた靴を入れている限り、除湿剤では追いつきません。「乾かしてから入れる」が先です。
Q. 下駄箱に新聞紙を敷くのは効果がありますか?
A. 湿気を吸うので一定の効果があります。ただし吸ったままにすると逆効果なので、定期的に交換してください。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
北区のご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
