この記事の結論
- リフォームやリノベーションは、壁や床の中のカビを確認できる数少ない機会です。仕上げてしまうと、次に見られるのは何年も先になります。
- カビを残したまま壁紙や床を新しくすると、数か月から数年で新しい仕上げ材の表面に再発します。
- 北葛城郡(上牧町・王寺町・広陵町・河合町)は奈良盆地の西部にあり、築年数の長い住宅のリフォームも多い地域です。工事の前に、カビの状態を確認しておくと安心です。
1. リフォーム前に確認したい場所
| 工事の内容 | 確認する場所 |
|---|---|
| 壁紙の張り替え | 既存の壁紙の裏、下地のボード |
| 床の張り替え | 床下、根太や合板、畳の下 |
| 浴室・洗面のリフォーム | 壁の中、土台、配管まわり |
| キッチンの入れ替え | シンク下の床、背面の壁 |
| 押し入れのクローゼット化 | 奥の外壁側の壁、床板 |
2. 工事の流れとカビ処理の順番
- 解体・はがし:既存の仕上げをはがしたら、下地の状態を写真で記録する
- 原因の確認:雨漏り、配管の漏れ、結露など、なぜカビが出たのかを確認
- 原因の修理:水の入り口があれば先に直す
- カビの除去・防カビ処理:下地や木部の処理
- 乾燥の確認:濡れていた部分が十分に乾いてから
- 仕上げ:壁紙、床材、設備の設置
「はがしてみたらカビがあった」は珍しくありません。工事の工程に、カビ処理のための時間をあらかじめ入れておくとスムーズです。
3. 施工会社と相談しておきたいこと
- はがしたときにカビがあった場合、どう対応するか
- その場合の追加費用と工期
- 原因(雨漏り・配管・結露)の確認を誰が行うか
- 断熱材を入れ替える場合、結露対策をどうするか
4. 住みながらのリフォームの注意
カビのある壁や床をはがすと、胞子が室内に広がることがあります。作業する部屋を区切る、家具や衣類を別の部屋に移す、作業後に換気と清掃を行う、といった配慮が必要です。
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- リフォームを予定している部屋に、すでにカビやカビ臭さがある
- はがした下地が黒い、湿っている
- 過去に雨漏りや水漏れがあった
- 中古住宅を購入し、入居前にリフォームする
当社はカビ菌検査で状態を確認し、素材を傷めないMIST工法®で下地の除カビと防カビを行います。工務店・リフォーム会社の方は「建築・住宅会社の方へ」もご覧ください。
6. よくある質問
Q. カビのある壁紙の上から、新しい壁紙を貼ってもいいですか?
A. おすすめしません。下のカビが残り、新しい壁紙の表面に出てきます。
Q. リフォーム会社とカビ処理の業者、どちらに先に相談すべきですか?
A. どちらからでも構いません。工事の工程を共有して、処理のタイミングを合わせることが大切です。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
北葛城郡のご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
