この記事の結論
- 床下浸水のあとは、泥を出して、しっかり乾かすことが最優先です。消毒は乾燥の代わりになりません。
- 床下は乾きにくく、表面が乾いて見えても木材や断熱材に水分が残ることがあります。
- 数週間〜数か月後にカビ臭さや床のきしみが出ることもあるため、後からの点検も大切です。
1. 水が引いた直後にすること
- 安全を確認し、電気設備は専門業者の点検を受けてから使う
- 被害の写真を撮る(保険や罹災証明のため)
- 床下点検口を開け、水と泥の状態を確認する
- 自治体の案内(消毒剤の配布や相談窓口)を確認する
2. 泥の除去と乾燥
| 作業 | ポイント |
|---|---|
| 泥・水の除去 | 泥は菌とカビの栄養になるため、できる限り出す |
| 濡れた断熱材 | 乾きにくいので、取り外しを検討 |
| 送風・換気 | 点検口と窓を開け、送風機で床下に風を送る |
| 乾燥の確認 | 木材の含水率を測ると確実 |
乾燥には、状況により数週間以上かかることがあります。急いで床をふさがないことが大切です。
3. 消毒について
- 泥を出して乾かしたあとに行う
- 自治体が案内する薬剤と方法に従う
- 塩素系を使う場合は換気し、ほかの洗剤と混ぜない
4. 後から出るサイン
- 部屋がカビ臭い、畳や床が湿っぽい
- 床がきしむ、柔らかい
- 押し入れや家具の裏にカビが出る
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- 床下にもぐれない、泥が出しきれない
- 断熱材や木材が乾かない
- 数か月後にカビ臭さが出た
当社はカビ菌検査で状態を確認し、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。
床下浸水の原因|水はどこから入るのか
| 入り口 | 起きやすい場面 |
|---|---|
| 基礎の通気口(換気口) | 大雨・台風で、家のまわりの水位が通気口の高さを超えたとき |
| 基礎のすき間・配管が通る穴 | 基礎の継ぎ目や、給排水管まわりのすき間から水がしみ込む |
| 排水の逆流 | 下水や雨水ますがあふれ、排水管から水が戻る |
| 地面からの水 | 地下水位が高い土地や、敷地に水が集まりやすい地形 |
| 給排水管の水漏れ | 雨と関係なく床下に水がたまっている場合は、配管からの漏れを疑う |
床下浸水と床上浸水の違い:一般に、水が床の高さより下(床下)までにとどまるものを床下浸水、床の上まで達するものを床上浸水と呼びます。床下浸水は室内から見えないため、気づかないまま床下にカビが広がりやすいのが特徴です。
雨と関係なく水がたまる場合は、床下のカビの点検とあわせて、水道メーターで漏水の有無を確認しましょう。
よくある質問(検索の多い疑問)
床下浸水はどこから水が入りますか?
基礎の通気口、基礎の継ぎ目や配管まわりのすき間、排水の逆流、地面からの水などが主な入り口です。雨と関係なく水がたまる場合は、給排水管の水漏れも疑いましょう。
床下浸水と床上浸水の違いは?
水が床の高さより下でとどまるのが床下浸水、床の上まで達するのが床上浸水です。床下浸水は室内から見えないため、点検口から床下を確認することが大切です。
床下浸水のあと、カビはいつごろ出ますか?
乾燥が不十分だと、数週間〜数か月後にカビ臭さや床のきしみとして現れることがあります。水が引いたあとも、点検口から定期的に床下を確認しましょう。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
浸水後の床下のカビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
