この記事の結論
- 児湯郡(高鍋町・新富町・西米良村・木城町・川南町・都農町)は、日向灘に面した平野から山間部まで広がる地域です。温暖多雨な気候と台風が、住まいに湿気を残します。
- 住宅だけでなく、作業場・倉庫・直売所など、事業に使う建物でもカビの相談が増えます。保管物に被害が出る前の対策が大切です。
- 雨が続く時期は、窓を開ける換気より、除湿機と換気扇で湿気を外に出すことを優先してください。
1. 児湯郡の気候と住まい
児湯郡は宮崎県のほぼ中央、日向灘に面した地域です。温暖で日照に恵まれる一方、梅雨には大量の雨が降り、夏から秋にかけては台風の通り道になります。カビが育つ気温20〜30℃・湿度70%以上という条件が、長い期間続きます。
海に近い地域では潮風による金物のさび、山側では谷あいの湿気と朝霧。同じ郡内でも条件が変わるため、家のまわりの環境に合わせて見る場所を決めてください。
2. 住宅で見ておきたい場所
| 場所 | サイン | 対策 |
|---|---|---|
| 畳・床下 | 畳の裏が白い、床がカビ臭い | 床下換気口の前を片付ける |
| 押し入れ | 奥の壁と布団の底面 | すのこ、詰め込みすぎない |
| 北側の部屋 | 壁一面の黒ずみ | 家具を5cm以上離す |
| エアコン | 吹き出し口の黒い点、におい | 停止前に1時間の送風運転 |
3. 作業場・倉庫・直売所で気をつけたいこと
- 段ボールや紙袋を床に直置きしない。パレットやすのこで10cm以上浮かせる
- シャッターを閉め切る時間が長い建物は、換気扇や送風機で空気を動かす
- 結露しやすい金属の壁・天井の近くに、保管物を密着させない
- 台風のあとは、屋根・壁・シャッターまわりからの浸水を確認する
- 「カビ臭い」と感じたら、商品や資材に移る前に手を打つ
事業用の建物については「店舗・事務所のカビ取り」もご覧ください。
4. 雨の季節の換気
- 雨や霧の日は窓を閉め、除湿機やエアコンの除湿を使う
- 浴室・トイレ・台所の換気扇は回し続け、空気の出口をつくる
- 晴れて乾いた日に、対角線上の窓を開けて一気に入れ替える
- 湿度は40〜60%を目安に、温湿度計で確認する
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- 台風や大雨のあとから、カビ臭さやシミが続いている
- 畳や床板の裏にカビが広がっている
- 拭いても1〜2週間で戻る
- 倉庫や作業場で、保管物・商品に影響が出ている
当社はカビ菌検査で広がりを確認し、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。
6. よくある質問
Q. 倉庫が広くて除湿機では追いつきません。
A. 空間全体を除湿するより、保管物のまわりに空気を流し、床からの湿気を遮るほうが現実的です。状況に応じた方法をご提案します。
Q. 台風のあと、まず何を確認すればいいですか?
A. 窓下の壁紙、天井のシミ、押し入れの奥、床下の湿りです。水の入り口を直してからカビの処置をしてください。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
児湯郡のご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
