肺にカビが生える病気は「肺真菌症」と呼ばれ、代表的なものにアスペルギルス症があります。カビの胞子を吸い込むことが原因ですが、健康な人が発症することは多くなく、持病や治療で免疫が下がっている方、肺に古い病気のあとがある方などで問題になりやすいとされています。
この記事の結論
- カビの胞子を吸い込むことが関わる肺の病気として、アスペルギルス症や過敏性肺炎などが知られています。
- せき、たん、息苦しさ、発熱などが続くときは、自己判断せず呼吸器内科などの医療機関を受診してください。
- 住まいでは、湿気を減らし、カビを生やさないことが、吸い込む胞子を減らす対策になります。
体調や症状が気になるときは、自己判断せず、診断や治療は医療機関に相談してください。この記事は住まいのカビ対策の情報で、医療の助言ではありません。
1. カビが関わる代表的な肺の病気
| 名前 | 概要 |
|---|---|
| アスペルギルス症 | アスペルギルスというカビが関わる。持病や治療により免疫が下がっている方などで問題になることがある |
| 過敏性肺炎 | カビなどを繰り返し吸い込むことで起きるアレルギー性の肺炎。住まいのカビが原因となる「夏型過敏性肺炎」が知られている |
| アレルギー性の反応 | ぜんそくなどの症状に影響することがあると言われる |
診断と治療は医療機関で行います。医師から住環境の見直しをすすめられることもあります。
2. 住まいで気をつけたい場所
- 浴室・洗面所、台所の水まわり
- 窓の結露、北側の部屋、押し入れ
- エアコン内部、加湿器
- 古い木造住宅の湿った床や壁
3. 住まいの対策
- 湿度計を置き、40〜60%を目安にする
- エアコンは冷房後に送風で乾かし、必要なら分解洗浄
- 加湿器は毎日タンクを洗って乾かす
- カビを掃除するときはマスクをし、体調の気になる方は作業しない
4. 業者に相談したほうがよいサイン
- 医師から住まいのカビの見直しを指摘された
- カビ臭いのに見える場所にない
- 壁や天井の広い範囲に広がっている
当社はカビ菌検査で住まいのカビの状態を確認し、MIST工法®で除去と防カビを行います。健康と住まいの関係はこちら。
よくある質問(検索の多い疑問)
肺にカビが生える病気の原因は?
空気中のカビの胞子を吸い込むことが原因です。胞子は誰でも日常的に吸い込んでいますが、免疫の働きが弱っている場合や、肺に空洞などがある場合に、カビが肺で増えて病気になることがあるとされています。
肺真菌症の症状は?
せき、たん、血の混じったたん、発熱、息苦しさなどが知られていますが、ほかの肺の病気とも似ています。症状が続く場合は、自己判断せず呼吸器内科などを受診してください。
肺のカビを防ぐために住まいでできることは?
湿度を40〜60%に保ち、結露や水もれを放置しない、エアコンや加湿器を清潔に保つ、カビを掃除するときはマスクをする、などで吸い込む胞子を減らせます。免疫が下がっている方は、カビ掃除を他の家族や業者に任せると安心です。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
住まいのカビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
