おはようございます。
昨日は、月末でしたので午前中は事務所で作業して11時くらいから奈良県天理市の方へ行ってきました!
奈良県天理市のハウスメーカーさんの依頼で、新築のZEH住宅の床下のカビ問題のお打ち合わせに行かせていただきました。
ハウスメーカーさんとお施主様と今後の工事の流れなどお打ち合わせさせて頂き、カビ取り・カビ対策の説明にご了承いただきました。
ハウスメーカーさんからはかなりお施主様が怒られていると聞いていたので、緊張していましたがお話しさせていただいたら言っていることなど普通で非常にお話合いしやすい方でした。
新築で住宅を購入され、一生に一度の大きな買い物をされていて床下にカビが発生している事に対してはショックでしょうし、怒れて来るとは思います。
ですが、ハウスメーカーさんも騙したり、カビが発生すると思って作っているわけでは無いですし、ZEHの住宅は、人間にとっても省エネですし夏は涼しく、冬は暖かい環境のいい住宅だとは思いますが、便利がよすぎるのでカビにとっても好条件なのでちょっとしたことでカビが発生しやすい環境になってしまいます。
まずは新築時は特に注意が必要です!
家を建てる際に、基礎のコンクリートが2年から3年水蒸気を発生しています。
特に建てている3か月の間に床下は水蒸気で水滴だらけになっています。その時にカビが大量発生しています。
そして引渡し後、第1種換気システムや第三種換気システムを動かして家中に床下のカビと湿気を家全体にまき散らし、クローゼットや下駄箱などにカビが発生するなどの案件をMIST施工カビバスターズでは、よく見かけることがあります。
それ以外には、第3種換気システムに多く見られるのですが、夏の気温と湿度のせいで床下の湿気がかなり上がりカビが発生という案件もよく起きています!
なぜ??と思う方もいらっしゃると思います。温度と相対湿度の関係があります。
温度と相対湿度は、簡単に言うと反比例します!温度が上がれば、相対湿度は下がり、温度が下がれば、相対湿度は上がります。ですので例えですけれど、夏の気温が35℃とします。相対湿度は、80%以上あります。
そうすると床下に35℃の空気が床下に入ると25℃~28℃になってきます。気温が約10℃下がれば相対湿度は95%とかになってきます。床下のコンクリート表面はもっと低い温度になっています。相対湿度が上がりコンクリート表面は結露を起こしてきます。
それで数年たつと床下や室内がカビが生える住宅になってしまいます。
第1種換気システムはなぜ第3種換気システムよりカビにくいかは、熱交換器があるかないかです!
第1種換気システムは、熱交換器が付いているので、湿気を取り除いてくれるので第3種よりはカビが発生する確率が低くなってきます。
この2つがMIST工法カビバスターズによくご相談のある事例です!
昨日の奈良県天理市の住宅は引渡しすぐですので、前者の基礎の湿気が原因でカビが生えていました。
話が変わりますが、奈良県天理市に行ったので遅めの昼食は、天理ラーメンのスタミナラーメン食べて帰ってきました!
