この記事の結論
- 文京区は本郷・小石川などの台地と、その間を刻む谷(根津・千駄木の低地など)が入り組んだ、坂の多い地形です。同じ区内でも、台地の上と谷の底、斜面の家で湿気の条件が変わります。
- 谷側・斜面下の住宅や、1階の寝室は湿気が集まりやすく、古い木造アパート・木造住宅では壁や床下からの湿気が寝室に出ます。
- 寝室は就寝中に水分がこもるため、朝の空気の入れ替えと、寝具・家具を壁から離すことが対策の柱になります。
1. 文京区の地形と、寝室の湿気
文京区は東京の中でも高低差が大きく、坂の名前が数多く残る区です。台地の上は風が抜けやすい一方、谷筋や斜面の下側にある住宅は、周囲の建物と斜面に囲まれて空気が動きにくく、日当たりも限られます。寝室が北側かつ1階で、さらに斜面の下側にあるという条件が重なると、カビの相談が増えます。
加えて、区内には築年数の長い木造住宅や木造アパートも残っています。断熱が弱い建物では、冬に壁や窓が冷えて結露し、寝ている間に出た水分がそこで水になります。
2. 寝室のどこから出るか
外壁に面した壁(とくに北側)
冬に冷える壁にベッドやタンスを密着させると、その裏側だけが乾かず、壁紙が一面黒くなります。壁から5〜10cm離して置いてください。
1階の床と畳、床下
1階の寝室では、床下からの湿気で畳の裏や敷布団の下にカビが出ることがあります。布団は敷きっぱなしにせず、すのこや除湿シートを使います。
押し入れ・クローゼット
寝具をしまう押し入れは、湿気を含んだ布団をそのまま入れると内部の湿度が上がります。朝すぐにしまわず、しばらく干してから収納してください。
3. 朝の5分でできること
- 寝具をめくる、または立てかけて裏面を乾かす
- 窓を開けるか換気扇を回して、部屋の空気を入れ替える
- 結露していたら、窓とサッシの水滴を拭き取る
- 押し入れ・クローゼットの扉を少し開けておく
湿度計を置き、40〜60%を目安に管理すると、判断が数字でできるようになります。
4. 古い木造住宅・アパートで注意したいこと
- 壁の中や床下が原因の場合、表面を拭くだけでは戻ります
- 土壁・無垢の木部は、塩素系の薬剤で変色・劣化することがあります
- 賃貸の場合、建物側の不具合(雨漏り・配管)が疑われるときは早めに管理会社へ
当社はカビ菌検査で原因と広がりを確認したうえで、こすらずに処理できるMIST工法®で除去・防カビを行います。木造住宅は「木造住宅のカビ取り」もご覧ください。
5. よくある質問
Q. 寝室のカビは健康に影響しますか?
A. 1日のうち長時間同じ空気を吸う部屋なので、気になる場合は早めの対処をおすすめします。咳やアレルギー症状がある場合は、まず医療機関へご相談ください。
Q. 除湿機は寝ている間もつけていいですか?
A. 機種により運転音や乾燥度合いが異なります。就寝前に湿度を下げておき、夜は静音運転や送風に切り替える使い方が現実的です。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
文京区のご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
