外壁の北面やベランダに出る緑色の汚れは藻や苔、黒い汚れはカビであることが多く、日当たりが悪く乾きにくい場所に出やすくなります。放置すると外壁の塗膜の劣化が進み、雨水がしみ込んで室内側のカビにつながることもあります。
この記事の結論
- 家の北面の外壁やベランダ、玄関まわりが緑や黒に汚れるのは、日が当たらず乾かないためです。カビや藻が付いています。
- 外の汚れは見た目の問題だけでなく、塗装やコーキングの劣化のサインでもあります。そこから水が入ると、室内側のカビにつながります。
- 周囲の緑と水辺の影響で、北面は特に乾きにくくなります。
1. 外壁の北面が汚れる理由
北面は直射日光がほとんど当たりません。雨や夜露で濡れたあと、乾くまでに時間がかかります。この「濡れている時間の長さ」が、カビや藻が育つ条件になります。
特に汚れやすいのは次の場所です。
- 北面の外壁、特に地面に近い下部
- 雨どいの下、水が流れる筋の部分
- ベランダの手すり壁の内側、床の隅
- 玄関ポーチの土間、階段
- 隣家との間が狭く、風が抜けない面
2. 外の汚れが室内につながるとき
| 外で起きること | 室内で起きること |
|---|---|
| コーキングが切れる | 窓まわりの壁紙にシミ、カビ |
| 外壁にひびが入る | 壁の内部が濡れ、室内側にカビ |
| 雨どいが詰まる | 外壁を伝った水が基礎や壁に |
| ベランダの排水口が詰まる | 床に水がたまり、下階へ漏水 |
年に1〜2回、外まわりを一周して見るだけで、室内のカビをかなり防げます。
3. 自分でできる手入れ
- ベランダの排水口、雨どいの落ち葉や土を取り除く
- ベランダの床は、水を流してデッキブラシで軽くこする
- 玄関ポーチの土間の汚れも同様に
- 物を壁際に置きっぱなしにしない(乾かない場所をつくらない)
- 植木やプランターを外壁に密着させない
注意:高所の作業は危険です。2階以上の外壁や屋根は、無理をせず専門業者に依頼してください。高圧洗浄機は、塗装やコーキングを傷めることがあるので、使用前に取扱説明書を確認してください。
4. 塗り替えを考えるタイミング
- 外壁を手でなでると白い粉が付く(チョーキング)
- ひび割れがある
- コーキングが切れている、痩せている
- 北面の緑色の汚れが、洗っても数か月で戻る
塗り替えの前にカビや藻を処理しておくと、仕上がりが長持ちします。外壁については「外壁のカビ取り」をご覧ください。
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- 外壁の広い範囲が緑や黒に変色している
- 室内側の同じ位置にもカビが出ている
- 雨のあとに室内のシミが広がる
- 高所で自分では手が届かない
当社はカビ菌検査と、素材を傷めないMIST工法®で対応しています。
6. よくある質問
Q. 外壁の緑色の汚れは、カビですか?
A. カビのほか、藻や地衣類のこともあります。いずれも「乾かない場所」に出るという点は共通です。
Q. 洗うだけでは、また生えますか?
A. 環境が変わらなければ再発します。防カビ処理や塗装の見直しで、再発までの期間を延ばせます。
よくある質問(検索の多い疑問)
外壁の緑色の汚れはカビ?
緑色の汚れは藻や苔であることが多いです。黒い汚れはカビのこともあります。どちらも湿気が残りやすい北面や日陰に出やすくなります。
外壁のカビや藻を自分で掃除してもいい?
低い場所なら、ブラシと外壁に使える洗剤で落とせることがあります。高圧洗浄は塗膜を傷めることがあり、高所は転落の危険があるため、専門業者に相談しましょう。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
カビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
