フローリングのカビは、表面に付いただけのものか、木の中まで染みたものか、床下の湿気から上がってきたものかで対処が変わります。表面のカビは消毒用アルコールで拭いて乾かせば落ちることが多いですが、黒いシミが残る、床がふかふかするときは床下を疑いましょう。
この記事の結論
- フローリングの黒ずみは、表面の汚れ・塗装の下まで入ったカビ・床下からの湿気のどれかです。どこまで入っているかで対処が変わります。
- 家具やラグ、マットレスの下など、床に何かが置かれて空気が動かない場所から始まります。
1. フローリングにカビが出る場所
| 場所 | 原因 |
|---|---|
| マットレス・布団の下 | 寝汗の湿気が床で止まる |
| ラグ・カーペットの下 | 床との間で湿気がこもる |
| 家具の下と裏 | 空気が動かない、外壁側は結露 |
| 窓ぎわ | 結露した水が床に落ちる |
| キッチン・洗面所の床 | 水はね、配管の漏れ |
| 観葉植物の鉢の下 | 水やりのこぼれ、受け皿の水 |
2. どこまで入っているかの見分け方
- 表面だけ:固く絞った布で拭くと取れる
- 塗装の下・木の中まで:拭いても黒い点が残る、木目に沿って黒い
- 床下から:床がいつも冷たく湿っている、きしむ、柔らかい、カビ臭さが床から上がる
3. 表面のカビの掃除
- 換気し、窓を開けるか換気扇を回す
- 乾いた布でそっと拭き取る(掃除機で吸うと胞子が舞うことがあります)
- 消毒用アルコールを布に含ませ、押さえるように拭く
- 水拭きをした場合は、すぐに乾拭きする
- しっかり乾かす
注意:塩素系のカビ取り剤は、フローリングの塗装や木材を変色させることがあります。目立たない場所で試すか、使用を避けてください。無垢材は特に注意が必要です。
4. 再発を防ぐ
- マットレスや布団は、すのこを使い、週に一度は立てかける
- ラグはときどきめくって床を乾かす
- 家具は外壁から5〜10cm離す
- 窓の結露を朝のうちに拭く
- 鉢植えの下には、水が溜まらない台を置く
- 湿度は40〜60%を目安に保つ
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- 拭いても黒い点が残る、木目に沿って黒い
- 床が柔らかい、きしむ、いつも湿っている
- 床下からカビ臭さが上がってくる
- 広い範囲に広がっている
当社はカビ菌検査で状態を確認し、こすらず素材を傷めにくいMIST工法®でフローリングや床下の木部の除去・防カビを行います。業者選びのポイントは「カビ取り業者の選び方」でも解説しています。
6. よくある質問
Q. 研磨すれば取れますか?
A. 表面近くのカビなら取れることがありますが、塗装がなくなり、そこから水が入りやすくなります。再塗装が必要です。
Q. 賃貸のフローリングが黒くなりました。
A. 写真を撮り、管理会社に相談してください。原因によって対応が変わります。
よくある質問(検索の多い疑問)
フローリングのカビの取り方は?
換気してマスクと手袋をし、乾いた布でカビを取ったあと、消毒用アルコールを含ませた布で拭き、よく乾かします。塩素系は変色の原因になるため、目立たない場所で試してからにしましょう。
フローリングの黒いシミが取れないのは?
木の中までカビや水分が染みていることがあります。床がふかふかする、カビ臭い場合は、床下の湿気や水もれが原因のこともあるため、専門業者に相談しましょう。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
カビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。












