この記事の結論
- 鹿屋市は大隅半島の中央にあり、温暖で雨が多く、梅雨の長雨と台風が毎年のように住まいに湿気と水をもたらします。
- 特に注意したいのは、台風の横なぐりの雨による小さな雨漏りや、サッシ・外壁からの浸水です。壁の中が濡れたままになると、見えないところでカビが進みます。
- 台風や降灰で窓を閉め切る日が続くときは、換気扇・除湿機で湿気を外に出すことを意識してください。
1. 鹿屋市の住まいがカビやすい理由
鹿屋市は鹿児島県・大隅半島のほぼ中央に位置し、市の北西には高隈山地、中心部には肝属川が流れ、周囲には笠野原台地などシラス台地が広がっています。南九州らしく温暖で、梅雨時期にはまとまった雨が続き、夏から秋にかけては台風の影響を受けやすい地域です。
カビは気温20〜30℃、湿度70%以上で増えやすくなります。鹿屋市では5月ごろから10月ごろまで、この条件がそろう期間が長く続きます。加えて、台風の接近時や、風向きによって桜島の降灰がある日は窓を閉め切りがちになり、室内の湿気が抜けにくくなります。
| 時期 | 起きやすいこと | 見るポイント |
|---|---|---|
| 梅雨 | 長雨で室内の湿度が高い状態が続く | 押し入れ、クローゼット、畳、革製品 |
| 台風のあと | サッシ・外壁・屋根からの浸水、壁の中が濡れる | 窓まわりの壁紙のシミ、天井のシミ、カビ臭さ |
| 夏〜秋 | 高温多湿、エアコン内部の結露 | エアコン吹き出し口、北側の部屋 |
2. 台風のあとに確認してほしいこと
台風の雨は横から吹き付けるため、ふだんの雨では問題のないサッシのすき間や外壁のひび、換気口から水が入ることがあります。少量の浸水は気づきにくく、壁の中や床下で乾かずに残り、数週間から数か月後にカビ臭さや壁紙のシミとして表れます。
- 窓の下の壁紙に、波のような形のシミや浮きがないか
- 天井や天井と壁の境目にシミがないか
- 押し入れの奥の壁、床板が湿っていないか
- 部屋に入ったときにカビ臭さがないか
シミを見つけた場合は、まず浸水の原因(どこから水が入ったか)を直すことが先です。原因を残したままカビだけを取っても、次の台風で再発します。
3. 日ごろの湿気対策
- 湿度は40〜60%を目安に。雨の日や閉め切る日は除湿機・エアコンの除湿を使う
- 換気扇(浴室・トイレ・台所)はこまめに回し、空気の出口をつくる
- 押し入れ・クローゼットにはすのこを敷き、壁から離して収納する
- エアコンは冷房を止める前に1時間ほど送風運転をして内部を乾かす
- 降灰で窓を開けられない日は、換気扇での換気を中心に
4. 業者に相談したほうがよいサイン
- 台風のあとから壁紙のシミやカビ臭さが続いている
- 拭いてもすぐ同じ場所に戻る
- 天井や壁紙の裏にまでカビが広がっている
当社はカビ菌検査で広がりを確認したうえで、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。外壁のカビについては「外壁のカビ取り」をご覧ください。
5. よくある質問
Q. 雨漏りを直したあとも、カビ取りは必要ですか?
A. 雨漏りで濡れた壁や天井の内部には、カビが残っていることがあります。修理後にカビ臭さやシミが残る場合は、内部の状態を確認することをおすすめします。
Q. 台風の前にやっておくとよいことは?
A. 雨戸やシャッターを閉める、排水口・雨どいの詰まりを取っておくといった準備で、浸水のリスクを下げられます。
相談の前に用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと、部屋全体の2枚)
- いつ頃から出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・戸建てか集合住宅か
鹿屋市のお住まいのご相談は一般の方のお問い合わせ、または フリーダイヤル 0120-052-127 で受け付けています。原因を調べてから施工方法を決める流れについては「検査→施工→防カビ→アドバイスをワンストップにする意味」で詳しく説明しています。
