更新日:(濡れの記録・製品条件・点検施工の分担を整理。元公開日保持)
衣類に付いた汚れと、棚・背板・壁の濡れは、対象ごとに写真を残します。衣類は洗濯表示と生地の条件を確認してクリーニング店へ、収納部材や壁は建物担当へ相談します。漂白剤・アルコールや掃除機を衣類と木部へ同じ方法で使わないでください。
収納の状態を点検の準備にする
扉を開ける頻度や収納量だけで原因を決めず、洗濯後の衣類の状態、壁や棚に気付いた水滴、雨・設備使用との関係を記録します。棚板や背板を自分で外す前に、賃貸や造り付け収納の管理・施工担当へ点検方法を相談してください。
衣類・収納の相談で整理しておく情報
衣類の素材と洗濯表示、直前の洗濯や保管方法、濡れた物を入れたかを確認します。かび臭い衣類と、棚や壁の汚れが同時に見つかっても、どちらが始まりかを推測で決めません。収納品の処理はクリーニング店の受入条件を確認し、収納の中で振り払ったり、薬剤を噴霧してまとめて処理したりしないでください。
建物側の相談では、収納が外壁・浴室・配管などのどこに接するか、分かる範囲で伝えます。背面が見えない場合は未確認とし、点検や開口が必要か担当者が判断できるよう、建物の図面や改修履歴があれば添えます。
素材と清掃製品の条件を先に確認する
壁紙、塗装、木部、畳や布を同じ方法で扱わず、品番・仕上げ・劣化と製品の適用を確認します。水拭き・アルコール・塩素系製品・掃除機を一律に選ばず、換気・保護具、使用量、拭き取りやすすぎ、乾燥の指定に従ってください。対象外の面で試さず、方法が不明な場合はメーカーや施工担当へ確認します。薬剤の追加・混合はしないでください。
原因修理・除カビ・仕上げの工程と費用
必要な原因点検・修理、開口・撤去や補修交換と、清掃・除カビ・乾燥を現場に合わせて調整し、ふさぐ仕上げ前に確認します。全修理を除カビの後へ回す固定順序ではありません。MIST工法®も素材・仕上げ・傷みと使用剤の適用、必要な試験施工を確認し、すべての内部を処理できる、材料が必ず無傷で残るとは保証しません。各担当の範囲と追加費用の条件を確認してください。
湿度や見た目の記録と、診断を分ける
部屋の温湿度は、場所・時刻・室温と設備運転を添えて記録します。一定数値以下なら発生しない、特定の季節なら特定部位が原因、と判断しません。色やにおいだけでは菌種・材料内部や健康への影響は分かりません。体調の不安は医療機関へ、建物の状態は点検担当へ相談してください。
参考:米国EPA:住宅のカビと水分管理。米国の一般住宅向け資料です。日本の個別製品・設備や工事仕様を定めるものではありません。
