コンクリートにカビが生える現象
建物に使用されているコンクリートは無機質でアルカリpH12.5です。
建物の基礎などに使用されているコンクリートには通常カビは生えない。
しかし、基礎の段階においての酸性雨の影響や床下の高湿度の影響、または漏水による影響とコンクリートに与える影響は様々でカビの発生という問題がおこっている現状があります。
新築におけるコンクリートの水分値は通常は一般の住宅で3年、マンションなどの大きい建物では5年は平常に下がるのに時間を要します。含水率の高い時期に何らかの影響により水分値が上がればカビは必ず繁殖するといわれます。
コンクリート面においてカビが繁殖するのに最も認識をもたなくてはならないのはコンクリート内の含水率の数値であることが多くの事例からあげられる。
新築はカビやすいという背景には
1. 基礎のコンクリートが乾燥するのに年単位かかる
2. 使用されている木材が未乾燥材
3. 工事中に雨に濡れてしまった
上記のような場合にはカビの発生が確認されています。