各地で思わぬ寒さが続いております。
住宅の結露で毎朝が大変!! そんなお宅が大変多いこの冬。
結露が多い原因は外気の温度がとても低く、室内の暖かい温度を維持するために換気や通気が足りていないことです。
この結露の放置を重ねることこそがカビの汚染を招く一つと言われています。
そこで、マンションと一戸建において結露がおきやすい場所をあげます。
マンション
(1) サッシまわり
(2) 北側の壁
(3) 暖房していない部屋
一戸建て
(1) サッシまわり
(2) 押入れの中
(3) 各階の外気に接する壁
(4) 1階の室内壁の床に近い部分
サッシ周辺はマンション、一戸建てともにもっとも結露ができやすいところです。
窓ガラスやサッシ周辺に生じた結露は目につきやすいので、結露が生じたらこまめに拭くようにしましょう。
しかし、目の届かないところで結露が起きている場合があります。
・室内の水蒸気が壁の中に侵入しておこる結露。
・土壌から水蒸気が床下に侵入しておこる結露。
これらは、内部結露とよばれています。内部結露は気づきにくいためカビやシロアリやダニの繁殖により内部に腐れが発生します。
測定器を使い含水率を測ることにより内部結露の状態が把握できます。見えない部分での結露は建物の寿命と住む人の健康に大きく関わっています。
まずは、生活の中で確認できる結露は拭くこと、そして換気可能範囲の換気扇の活用と晴れた日に窓を開け室内の湿気を含んだ空気を外に出すことで室内の湿気対策を行いながら、カビの増殖を軽減しましょう。