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漏水や浸水よるカビの発生!

2018/07/06

漏水や浸水の被害では消毒と並んで、住む人と建物の健康を守るための注意が必要です。

気温25℃以上、湿度80%以上、そして換気不足。そんな状況において発生するトリコスポロンという真菌(カビ・酵母)。この胞子は微小でフワフワと室内を浮遊し肺に入り込み強いアレルギーを引き起こすと言われます。夏風邪や夏バテと思いがちな症状から慢性化の恐れもあり「夏型過敏性肺炎」として1980年代に明確にされた日本特有の病気があります。

建物の漏水や浸水により壁の室内側に使われている下地の石膏ボードや内部の断熱材が濡れたり湿気を多量に含んだり、これを気付かず放置するとカビの発生や大繁殖を招き断熱材の性能低下、柱や木部などの腐朽といった問題が生じる場合があります。

 

漏水や浸水が確認された2カ月前後にカビの被害は多く報告されます。濡れてる状況から徐々に乾燥する段階にカビの大繁殖がおきているからです。

早期処置により住む人と建物の健康に注意を掃ってください。