冬の間に湿気たっぷりとなっていた家の中で大繁殖した胞子は、春に一斉に飛びだすのが最近のカビ事情です。
花粉症の中にもカビ花粉症といわれるものがあります。
カビの胞子によるアレルギーは花粉症と違い天候に関係なく家の中でも安心できません。
この春の時期に危ない「カビアレルギー症候群」
閉めきったままの室内は空気の流れが悪く、特にカビの生育に適し大発生がおきている場合があります。
春の室内は乾燥しているのでカビの胞子が飛びやすい状況。空気中に漂うカビの胞子は、人が呼吸をする都度に体内に侵入しアレルギー抗原となりカビのアレルギーはおこります。
カビアレルギーの症状はスギ花粉症とも似ており、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などは軽い症状として現れます。
ひどいアレルギーでは気管支喘息や気管支真菌症、過敏性肺炎と命にかかわるものもおこしたりします。
室内のカビを防ぐには湿度対策が一番のポイントです。湿度計を設置し65%以下を維持することでカビの増殖を抑えることができます。
換気・通気・通風・除湿は湿度調整と考え雨の日以外には心がけてください。