※カビ問題
物がカビで汚染されると腐ったり耐久性が無くなったり、価値自体も下がります。
床が抜け落ちたり、地震で倒れたりする原因にも繋がってまいります。
住宅の壁がカビで汚染されると見た目も汚らしく、カビ臭くなったりもします。
カビは、自身の成長に必要な栄養を採取するために、カビ自身から酵素を出し拡散して周りの物の成分を溶かし分解しながら、栄養源として吸収し増殖していきます。
そんなカビ自体は物の成分を吸収した栄養豊富な生物です。
下記の写真は水漏れなどがあっても気づかずにいた流し台の巾木です。
耐久性が失われ割れてしまって気づいた時には、流し台の全体をも交換しなくてはならない困った現象がおきました。
水分を含んだ材料は収縮を起こすだけではなく、カビが繁殖し耐久性が無くなり支える力など無くなってきます。
これが建物だったならば、水分を含んだ材料は収縮を繰り返し反りが生じます。
そして、そこに繁殖した栄養豊富なカビを餌にシロアリが繁殖します。
いかに困った現象となるのか想像して頂けると思います。
水分を含むことが建物にとって、とても防がなくてはならないものであるか、大切な資産の維持メンテナンスの知識として参考にしてください。
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カビ取り屋の知恵袋
カビ!なぜ困るのか
2014/04/22