カビが室内に繁殖する状況には、温度23℃から32℃、湿度80%以上。
この状況は特に梅雨の時期と言われております。
しかし、現在では建築構造の変化から外気との温度差が大きくなり、壁や窓の内側に結露がでやすくカビにとっては快適な繁殖場となっています。
なぜ 結露がカビの繁殖につながるのか少しあげてみます。
・ 結露により室内に浮遊している胞子は付着しやすくなります。
・ 結露と言う水分で安易に発芽し根っこと表現されている菌糸を伸ばします。
カビの繁殖に最も深く関わっている水分。
この室内の水分を調整することにより、カビの繁殖を低減できるのです。
では、私たちに何ができるか?
朝、起きた時に窓を開け就寝中の室内に溜まった湿気た空気を外に出すことから始めてみませんか・・・
また、就寝前に窓を開け一日の生活により溜まった湿気た空気を追い出しませんか・・・
この二つを雨の日を避けて行う事と、休日の晴れの日に室内や収納部分に溜まっている湿気を一斉に追い出す。
日々の掃除に加えて、この3つの湿気追い出し作戦だけでも随分カビの繁殖は抑えることができます。
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カビ取り屋の知恵袋
梅雨前のカビ対策
2017/05/12