「カビバスターズ」という名前を、地域ごとに見かけたことがあるかもしれません。仙台、北海道、広島。同じ看板でも運営会社は別です。今回は、その仕組みと、なぜその形をとっているのかを説明します。
結論|「同じ薬剤を配る」のではなく「同じ判断を共有する」
カビ取りは、薬剤があれば誰でも同じ結果になる作業ではありません。素材を見分け、水の出所を読み、どこまでやるかを決める。ここで結果が分かれます。
だから標準化の中心は、道具ではなく判断です。削らない・こすらない・素材に合わせるという前提を共有し、カビ菌検査という確かめる手段を共通に持つ。そのうえで、現場ごとの判断は地域の会社が行う、という組み立てになっています。

本部が担っていること
株式会社せらは1995年2月14日設立で、業務に処理剤の開発製造、復元処理、環境衛生の調査検査を含んでいます。薬剤を仕入れて使う会社ではなく、開発と製造から関わっているという点が、素材に合わせた調整を可能にしています。
また、一般の建物内でカビ菌検査を実施したのは、MISTグループが最初でした。専門施設で行われていた考え方を、住宅や一般の建物に持ち込んだ形です。加盟店募集は1998年から行っています。

なぜ地域の会社が担うのか
カビの出方は地域で違います。寒冷地では冬の結露が中心になり、温暖で湿度の高い地域では梅雨から夏の条件が効きます。住宅の作りや間取りの慣習も地域差があります。
加えて、カビは季節とともに進みます。相談から現地確認までの日数が短いほど、範囲が広がらないうちに手が打てます。施工後も、季節をまたいで様子を見られることには意味があります。

お客さまから見た、確かめ方
| 確認したいこと | なぜ |
|---|---|
| どの会社が施工するのか | 看板と運営会社が別の場合がある |
| 建設業の許可や資格 | 工事の内容によって必要な許可が変わる |
| 素材ごとの手順を説明できるか | 説明できる範囲が、対応できる範囲に近い |
| 検査を扱えるか | 数字で確かめる手段を持っているか |
| 施工後の管理まで話せるか | 再発の条件まで説明できるかどうか |
この記事は加盟店制度の紹介であり、加盟や事業に関する条件を説明するものではありません。事業としてのご相談は、公式サイトの加盟店募集のページからお問い合わせください。
次回予告
次回は連載の最終回です。業者を選ぶときに確認したい質問を、見積書と説明の両面からまとめます。
参考にした情報
- 株式会社せら「会社概要」 https://sera.jp/company
- 株式会社せら「加盟店募集」 https://sera.jp/agency
- 株式会社せら「カビ菌検査」 https://sera.jp/kabikensa
- 株式会社せら「MIST工法®とは」 https://sera.jp/mist












