※カビ対策
分譲住宅や賃貸住宅を新に求める場合の予備知識と点検要領!
1.予備知識
①カビ発生の多い地域と敷地
敷地が山際、低湿地、周囲に樹木が繁茂している、風の通りが悪い。
②構造その他
鉄筋コンクリート造り住宅の一階および端部の住戸。
③暖房形式
燃焼時に発湿を伴う床暖房や開放型ストーブを使用する場合。
2.入居前の点検
①分譲住宅ならば、同業者が建築した同タイプの住宅を訪ね暮らしやすさやカビの発生などを尋ねる。
②南北に風の通りやすい間取りであるかどうか。
③断熱は、床、外周壁、天井、入り隅部、外壁に接している押入れの内部など、どの程度されているか。
④床下に空間のある場合、地面からの発湿防止、床下換気に十分な配慮がされているか。
⑤押入れの位置と構造と断熱の程度。
⑥適切な家具の置き場の有無。
⑦窓や外壁に換気用の小窓や換気孔が設けられているか。
⑧木製床のきしみ。
⑨床の遮音の程度。
⑩排水管騒音の有無。
⑪浴室、台所、トイレ、外周壁、クロス壁の継目、畳、窓枠、階段下収納庫、などのカビの発生の有無。
カビの発生を含め不備な点が見つかったら、すぐさま手直しを分譲業者または家主に申し込み不備の手直しが完了したら入居すると良い。