カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

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カビが増えるメカニズム

2014/06/13

※カビ知識
驚くことに今あなたが吸っているこの「空気」の中にも、カビは必ず存在している
のです。
肉眼では確認できませんが、カビの胞子は空気中のいたるところに漂っています。取りつきやすい条件が整っているところに胞子が付く(胞子が少しでもひっかかれば付着OK)と、菌糸を網のように伸ばし急速に成長していきます。
成長したカビは、またどんどん空気中に浮遊していきます。さらに困ったことに一般的なカビにとって快適な気温は人間と同じ20℃~30℃。そのため住居内でのカビの繁殖速度は凄まじく、胞子が発芽して1日~7日程で集落(コロニー)を形成します。
この段階において、やっと私たちはカビの存在を肉眼で確認できるのです。               現在、一般建築物から高い頻度で検出されるカビ(真菌)は49種といわれております。
そのメカニズムは次の通りです。
1. 胞子の浮遊
空中に飛散・浮遊している胞子は取りつくものを探しています。
2. 胞子は栄養を見つけて対象物に付着
栄養豊富な有機物を見つけ発芽準備をいたします。
3. 対象物を栄養源に菌糸を伸ばしていく
「栄養源・湿度・温度・酸素」取りついたところで勢い良く菌糸を張っていきます。
4. 発芽しながら菌糸を伸ばしていく
栄養分を吸収し菌糸を伸ばしながら成長していきます。まだ肉眼ではカビは
確認できません。
5. 発芽しながら酸や酵素を排出
対象物の素材を劣化しはじめます。嫌な臭いも鼻につくようになります。
・発芽した胞子は浮遊
菌糸の先に新たな胞子が形成されます。ここまで成長し肉眼にて確認できる
集合体(コロニー)を形成し、汚れ的に目で確認できるようになります。
ここからは1~5を繰り返し周囲を犯していく。