基礎断熱の床下では湿気が溜まりやすくカビが発生しやすい
① 地下からの水分
② 木材の乾燥不足
③ 上棟時の水濡れの未乾燥
④ 構造合板など濡らしてしまった
などなど、基礎断熱によるカビの発生が多く報告されています。
特に春の時期に完成した住宅では、コンクリートの水分が出る時期の夏には、床下は高温多湿状態となりカビを発生させる環境となったりします。
一般的な新築の建物における基礎コンクリートの水分が抜けて乾くのに2年~3年はかかるといわれる程にコンクリート工事に使われる水の量は多いなか、とても湿気を苦手とする建物では湿気による問題が様々発生しています。
また高気密高断熱構造による湿気はこもりやすく、現代のカビ問題は建物の湿気対策とともに重要な対策とされています。