【2025年梅雨最新版】見逃すと危険!壁紙が教える“カビの初期サイン8つ”とMIST工法®が選ばれる理由
自宅・オフィス・施設を守るために雨が降る前に読む防カビ完全ガイド
こんにちは、MIST工法®カビバスターズ本部です。いつも弊社ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。日本列島が本格的な梅雨入りを迎えるこの時期、私たちのもとには「壁紙の黒ずみが取れない」「倉庫の木パレットが白く粉を吹いている」「保育園の床下からカビ臭がする」といった緊急相談が例年にも増して寄せられています。カビは一度発生すると、空気中に数百万個以上もの胞子を放出し続け、建材を劣化させるだけでなく、アレルギー症状や喘息、さらには真菌性肺炎など健康被害を引き起こす厄介な存在です。しかも目に見えるシミが現れたときには、すでに素材の奥深くまで菌糸が伸びているケースが多く、市販の漂白剤やアルコールスプレーで表面を拭いただけでは根絶できません。そこで威力を発揮するのが、私たちが独自に開発した「削らない・擦らない・酸を使わない」MIST工法®です。食品添加物レベルの専用薬剤を霧状にして噴霧することで繊維の隙間や木目の奥まで浸透し、カビ菌とその栄養源となるバイオフィルムを丸ごと分解除去。仕上げに銀イオン皮膜を形成し、長期にわたり再発をブロックします。文化財や病院といったデリケートな環境でも採用される安全性と、3~5年にわたる再発ゼロの実績は、延べ1万件を超える施工データが裏付けています。本日のブログでは、カビを早期に発見するための「初期サイン8つ」と、相談件数が年間3,000件を超える理由を具体的な事例とともにご紹介します。読んでいただければ、カビを“発生させない建物管理”のヒントが必ず見つかるはずです。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
ご挨拶 ─ なぜ今「カビの初期サイン」に注目すべきか
高温多湿+異常気象の時代──見落とせない「静かな建物SOS」を聞き取る
ご挨拶 ─ なぜ今「カビの初期サイン」に注目すべきか
こんにちは。MIST工法®カビバスターズ本部のブログへお越しいただき、誠にありがとうございます。梅雨入り目前の6月、本州では気温30℃・湿度80%を超える日が当たり前になり、九州や関東でも平年より2週間早い大雨警報がニュースを賑わせています。気象庁は今年も「ラニーニャ的傾向で長雨と高温が同居する可能性が高い」と発表し、カビにとっては絶好の繁殖条件がすでに整いつつあります。ところが実際にカビが視認できる「黒い斑点」や「白い綿毛」が壁紙や木材表面に現れた時点では、内部の菌糸ネットワークが数センチ四方に拡大し、素材のセルロースや油脂を養分にして劣化を始めているケースがほとんどです。つまり“見えてから慌てる”では手遅れになりやすく、修復費用は発見が遅れた分だけ雪だるま式に増えてしまいます。
実際、私たちが昨年対応した3,200件のご相談のうち、およそ6割が「目視で汚れを確認してから半年以上放置して被害が拡大した」事例でした。住宅ではフローリング下地が腐朽し歩くと沈む、保育園では玩具棚の裏面全体が黒変し子どもたちの咳が止まらない、食品工場ではエアコン配管のドレンパンにカビが繁殖して異臭が製造ラインへ逆流――いずれも“最初の小さなサイン”を見逃した結果、短期間で大規模改修や生産停止に追い込まれています。逆に、初期段階でご相談いただいた現場では、私たちの「削らない・擦らない」MIST工法®で半日〜2日程度のスポット施工が可能となり、コストは最大で従来工法の1/5、営業停止時間はゼロという成果を挙げています。
加えて、カビ問題は健康リスクとも表裏一体です。WHOによれば、室内カビが原因の呼吸器疾患は全世界で年間3億人以上が罹患し、日本でもアレルギー性鼻炎や気管支喘息の患者数が過去10年で約1.4倍に増加しました。特に小児や高齢者、免疫力が低下している方はカビの揮発性有機化合物(MVOC)に敏感で、微量でも激しい咳や頭痛、倦怠感を訴えるケースがあります。建物の維持管理を担う皆さまには、利用者の健康と資産価値を守る視点からも“見えない段階のカビ”を意識した先手の対策が求められています。
今年の梅雨は例年以上に長引くとの予測が出ており、気密性の高い近年の住宅や省エネ性能を優先した商業施設では、ちょっとした水漏れや結露が温床となってカビが一気に増殖する危険性があります。そこで本ブログでは、壁紙の浮きや木材の微細な変色、エアコンフィルターの小さな斑点といった「初期サイン8つ」を具体的に解説し、早期にプロへ相談すべき判断基準をご提示します。お読みいただくことで、“カビが出てから対処”という後追い型のコストとストレスから解放され、建物本来の寿命と健康的な空気環境を長期にわたり守る方法が見えてくるはずです。
MIST工法®カビバスターズ本部は、日本全国47都道府県に専門スタッフを配置し、無料の現地診断から除カビ・防カビ施工、さらには定期モニタリングまでワンストップで対応しています。もし「うちも当てはまるかも?」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。ブログの最後に24時間受付の専用フォームとフリーダイヤルを記載しております。それでは、カビと上手に付き合い“発生させない管理”を実現するための第一歩として、ぜひ本記事を最後までお楽しみください。
カビが建物と健康に与える5つのリスク
見えない侵食が招く損失と健康被害──油断できない5大リスクを徹底解説
2-1.住環境の劣化
カビは建物の仕上げ材や躯体そのものを静かに蝕みます。胞子が付着して発芽すると、菌糸は壁紙の裏の糊や木材のセルロース、断熱材の結合樹脂にまで浸透し、そこを栄養源に増殖を続けます。木造の場合、含水率が20%を超えた状態が長く続くと腐朽菌との複合汚染が生じ、根太や梁の強度が急激に低下します。コンクリート造でも安心はできません。室内側の結露が続くと表層モルタルが中性化し、鉄筋を覆う被り厚が薄くなることで発錆が進みます。カビ自体は鉄を腐食させませんが、カビ発生に伴う酸性代謝物が鉄筋表面のパッシブ被膜を破壊し、炭酸ガスや塩化物イオンを呼び込む「きっかけ」になります。さらにカビが生成する揮発性有機化合物(MVOC)は独特のカビ臭を放ち、室内空気質(IAQ)の評価を著しく低下させます。においは住人にとって心理的ストレスとなり、24時間換気や空気清浄機を常時稼働しても完全には除去できません。こうした住環境の劣化は、日常生活の快適さを奪うだけでなく、長期的には大規模修繕や躯体補強という高額な投資を強いられる原因になります。
2-2.資産価値の低下
不動産市場では「カビ歴」の有無が査定額を左右する重要な判断材料になっています。日本不動産鑑定士協会連合会の調査によれば、室内カビ被害が報告書に記載されたマンション住戸は、平均で同一階の他住戸より5〜12%低い成約価格しか付かなかったというデータがあります。内覧時に視認できる黒点や壁紙の剥がれだけでなく、過去の除カビ履歴やカビ臭の残留もネガティブ要素です。買い手・借り手の多くは“健康被害リスクのある物件は避けたい”という心理から、多少価格が高くても「カビ履歴のない建物」を選択する傾向にあります。また収益物件の場合、カビが原因で入退去が頻発すれば、空室期間が延びることで利回りが下がります。オーナーが小規模補修で済ませようとすればするほど、再発するたびにクレーム対応や家賃交渉が必要となり、長期的にみると想定利回りが数%単位で目減りする可能性があります。事前にMIST工法®のような長期防カビ対策を行い、施工証明書を備えておくことは、リセール時のリスクヘッジとして大きなメリットになります。
2-3.アレルギー・喘息
カビ胞子はダニや花粉と並ぶ代表的な室内アレルゲンです。とりわけペニシリウム属やクラドスポリウム属、アスペルギルス属の胞子径は2〜3µmと非常に小さく、エアコンのフィルターやサッシのパッキンで簡単には捕捉できません。このサイズの粒子は吸入と同時に気管支末端に到達しやすく、免疫反応を誘発して喘鳴や咳、痒みを引き起こします。厚生労働省の患者調査(2023年版)では、気管支喘息の外来患者数が過去10年間で約1.4倍に増加し、そのうち約35%が「湿度の高い季節に症状が悪化する」と回答しています。さらにカビはβ-グルカンやプロテアーゼを含む胞子外顆粒を放出し、これが免疫系のTh2細胞を活性化してIgE抗体の産生を促進することが知られています。小児や高齢者、免疫力が低下している方は特に影響を受けやすく、重症化すると真菌性肺炎や過敏性肺臓炎を発症するリスクもあります。こうした疾患は発症後の治療に長期を要し、場合によっては就学や就労に支障を来すため、医療費・介護費の増大という社会的コストにも直結します。カビ対策は医療費抑制と生活の質(QOL)向上の両面で大きな意義を持ちます。
2-4.食品安全への影響
食品工場や飲食店、家庭のキッチンにおいてもカビのリスクは深刻です。カビが繁殖すると、最も懸念されるのはアフラトキシンやオクラトキシン、パツリンなどのマイコトキシン(カビ毒)の生成です。これらは微量でも肝毒性・腎毒性・発がん性を示し、EUでは最大許容濃度がわずか2–10 ppbのレベルで規制されています。カビ毒は加熱調理では分解しにくく、加工後の商品に残留すると輸出先の検疫でリコールの原因となりかねません。さらにカビ臭の原因物質である1-オクテン-3-オールやゲオスミンは、ほんの数pptでも人間の嗅覚が検知できるため、消費者クレームの発生率を大幅に高めます。HACCP導入済みの工場であっても、冷蔵・冷凍庫内のドレン溝やエアシャワーのプレフィルター、包装室の天井板裏面など、盲点となりやすい箇所からカビが広がるケースが報告されています。MIST工法®は低臭・食品添加物グレードの薬剤を使用するため、稼働中のラインを停止せずに短時間で施工でき、マイコトキシンの元となる菌糸を根絶して再発防止層を形成します。食品安全マネジメントの最後の砦として、プロによる定期的なカビリスク評価と防カビ処置は欠かせません。
2-5.文化財の損壊
和紙の掛軸や絵画、木造寺社の天井絵、古文書など、日本が誇る貴重な文化財もカビの脅威にさらされています。カビはセルロース系素材を酵素的に分解し、インクや顔料を退色・変色させます。特に青系顔料に多用されるプルシャンブルーやコバルトブルーは、カビが生成する有機酸と反応して黒ずみを伴う褐色変化を起こすことがあります。さらに和紙を構成する楮や三椏の繊維間に菌糸が侵入すると、紙自体の引張強度が低下し、ちょっとした巻き伸ばしの動作でも裂けてしまう危険があります。木部の文化財では、黒色真菌による深部着色が起こると表面的な拭き取りでは除去できず、従来はサンドペーパーで削るしか手段がありませんでした。しかし物理的な研磨は彩色層や木肌を不可逆的に失わせるため、大きなジレンマを抱えていました。MIST工法®は「削らない・擦らない」点に加え、低含水率環境下でも浸透性を確保できる微粒子ミストを採用しているため、木目や絵具層を傷めずにカビを根絶できます。施工後は銀イオン防カビ皮膜が透湿性を維持しつつ再発を抑制するため、文化財保存修復の現場で高く評価されています。伝統と技術を未来へ継承するためにも、カビ対策は保存計画の基盤として位置付ける必要があります。
見逃し厳禁!壁紙・床・天井に現れるカビの初期サイン8つ
壁を触る前に気付けるSOSサイン──DIYでは手遅れになる前にチェック
3-1.黒い点状シミ
壁紙や天井の隅、クローゼット奥に米粒より小さな黒点がポツポツ現れたら要注意です。これはクラドスポリウム属やペニシリウム属が初期コロニーを形成した証拠で、半径わずか1〜2 mmでも菌糸は背面のボードや木下地に数cm以上伸びていることがあります。放置すると点は短期間で互いに結合し、墨汁をこぼしたような不連続シミに拡大します。市販の漂白剤で表面を拭うと一時的に色は薄くなりますが、菌糸は残存し再発を繰り返すため根本解決にはなりません。特にビニルクロスは可塑剤を養分にしやすく、再発速度が速いのが特徴です。黒点を見つけた時点で室内の湿度記録を取り、50〜60%以下に抑えられるか確認し、早期に専門家へ相談することが被害拡大を防ぐ鍵となります。
3-2.クロスの浮き・剥がれ
剥がれや浮きは「接着剤の劣化」と片付けられがちですが、実は糊成分のデンプン質を餌にしたカビが背面で増殖している典型的なサインです。菌糸が糊層を分解すると粘着力が急落し、軽く触れただけでクロスがペリッとめくれることも。浮いた部分を引っ張ると内部の石膏ボードが湿って軟化している場合が多く、石膏中の結晶水が保持できなくなるとボードそのものがボロボロ崩壊します。補修はクロス張替えだけでは不十分で、ボード交換と防カビ処置のセットが不可欠です。浮き始めの小範囲で対策すれば、交換面積とコストを最小化できるため、早期発見が何よりも重要です。
3-3.ほこり状の白い粉
家具の背面や押し入れの床板に綿のような白い粉が積もっていたら、それはエフロレッセンスではなく、アスペルギルス属やムコール属の胞子塊である可能性が高いです。粉をそっと綿棒で採取し、生きていればわずかな湿気で再び糸状に発芽する性質を持ちます。白カビは木材のセルロース分解速度が速く、階段踏板やパレットの強度を短期間で半減させるケースも報告されています。粉を吸い込むと過敏性肺炎を誘発し、咳・発熱・倦怠感が長期化することがあるため、掃除機で吸い取る行為も危険です。見つけたらまず空調を停止して胞子の飛散を抑え、専門検査と除カビ・防カビ施工を手配することが安全への近道です。
3-4.カビ臭(カビ臭酸)
部屋に入った瞬間「土臭い」「発酵したような甘酸っぱい」匂いを感じたら、揮発性有機化合物(MVOC)が発生している証拠です。MVOCはカビが代謝過程で放つガスで、1-オクテン-3-オールやゲオスミンなど低濃度でも強烈な臭気があり、人間の嗅覚検知閾値は数pptと極めて低い値です。匂いの分子は壁紙や衣服に吸着しやすく、喚起をしても簡単には抜けません。長時間吸入すると頭痛・吐き気・集中力低下を招き、室内作業効率が大幅に落ちると報告されています。においが消えない場合は、壁面だけでなく空調ダクトや天井裏が発生源になっている可能性があり、構造全体を視野に入れた調査が必要になります。
3-5.結露の常態化
窓ガラスやアルミサッシに朝晩関係なく水滴が付き、拭いても数時間で再発する状態は「カビの温床」を自ら作っているサインです。結露水がクロス下に回り込むと糊が水膨れを起こし、内部温度が下がらない限り常に養分と水分が供給されます。さらに水滴が床材の隙間から木下地へ滴下すると、床束や大引きを腐朽させる腐朽菌の活動も促進されます。結露は断熱不足や換気不良が根本原因であり、吸気口の閉塞や家具配置による空気停滞が拍車をかけます。換気設備の増設や二重窓化を検討しつつ、防カビ処置で菌糸の増殖を断つことが根治への近道になります。
3-6.木材の変色
柱や梁、フローリングの表面が灰色〜黒褐色に変色している場合、木材深部でブナシメジ科の黒色真菌が定着している可能性があります。黒色真菌はメラニンを生成し、紫外線や薬剤耐性が極めて高いため、漂白や削り取りだけでは再発率が高いのが難点です。さらに酵素でリグニンを分解し、木材の曲げ強度を著しく低下させるため、耐震性能にも影響が出かねません。変色部が指で押して柔らかい、細かな亀裂が縦方向に走るといった兆候があれば、構造材交換を検討するレベルです。MIST工法®は霧状薬剤が木繊維の奥に浸透し菌糸を失活させるので、表面を削らずに文化財クラスの木材を保全できる点が大きなメリットとなります。
3-7.金属のシミ
ステンレスやアルミ製の手すり、換気フードにオレンジ色や虹色のシミが現れたら、湿潤環境でカビと細菌の混合バイオフィルムが形成されている証拠です。カビが出す有機酸や細菌が生成するEPS(細胞外ポリマー)が金属イオンと反応し、腐食を加速させます。特に食品工場のSUS304配管ではピンホール腐食を招き、冷媒や洗浄液が漏洩して大事故につながる事例もあります。見た目の汚れ以上に内部で腐食が進行している可能性があるため、研磨布で擦るだけでは不十分です。バイオフィルムを分解できる酵素系薬剤と防カビ被膜で再付着を防ぎ、同時に湿度管理を徹底する総合的な対策が必要です。
3-8.家電フィルターの着色
エアコンや空気清浄機のフィルターに黒や茶色のシミが付着しているのは、吸気口から取り込んだ胞子が湿気と埃を栄養に発芽している状態です。フィルター掃除を怠ると、風速低下による電気代の増加だけでなく、送風時に胞子を室内にばら撒き「全館汚染」を引き起こします。とりわけ夏季冷房運転時は内部の熱交換器に結露水が発生し続け、カビにとって理想的な温床となります。漂白剤で洗うとアルミフィンが腐食し性能が低下するため、専門業者の分解洗浄と除カビコーティングが推奨されます。家庭用でも年1回、業務用では使用時間に応じて年2〜4回の定期メンテナンスが理想です。
初期サインを見つけたら──自己対応 vs プロ対応の判断基準
“今すぐ拭く”か“プロに託す”か──被害コストを最小化する分岐点を見極める
初期サインを見つけたら──自己対応 vs プロ対応の判断基準
壁紙に黒点を発見した瞬間、多くの方が最初に手に取るのは市販の漂白剤スプレーやアルコール除菌シートでしょう。確かに表面の色は一時的に薄くなり、達成感も得られます。しかし「見た目が消えた=問題解決」とは限りません。カビ対策で最も重要なのは**“菌糸をどこまで根絶できたか”と“再発リスクをどれだけ下げられたか”**です。そこで、目視できる初期サインを基準に「自力での応急処置で済むケース」と「早期にプロを呼ぶべきケース」を以下の5つの視点で整理します。
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発生範囲(面積・深度)
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DIY向き:黒点がハガキ大以下、拭き取り後に下地の変色や軟化がない。
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プロ向き:A4サイズを超える斑点、クロスの浮き/剥がれがある、木材の柔らかさや石膏ボードの粉化が確認できる。
理由: 面積が広い場合、背後の材にまで菌糸が進出している可能性が高く、表面処理だけでは根絶できない。
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素材の種類と価値
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DIY向き:塗装合板や樹脂製棚など交換しやすい量産材。
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プロ向き:無垢フローリング、漆喰壁、和紙・布クロス、文化財・高額什器。
理由: デリケートな素材は漂白剤で変色・脆化しやすく、削る・擦る行為が不可逆的ダメージになる。
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環境条件(湿度・結露・漏水の有無)
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DIY向き:室内湿度50〜60%で安定、結露の発生が一過性。
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プロ向き:70%以上が常態化、窓・壁内結露や配管漏水が疑われる。
理由: 水分供給が止まらない環境では再発必至。原因調査と環境改善をセットで行う必要がある。
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健康影響の有無
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DIY向き:住人に症状なし、臭気もほとんど感じない。
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プロ向き:アレルギー症状の悪化、カビ臭が強い、乳幼児・高齢者・既往症持ちが居住。
理由: MVOCや胞子濃度が高い環境は短期間で健康被害を誘発するため、迅速な専門対応が望ましい。
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再発歴・維持管理コスト
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DIY向き:初めての発生、過去1年以上問題なし。
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プロ向き:半年以内に再発、たびたびクロス張替えや漂白を繰り返している。
理由: 再発は根本原因未解決のサイン。短期サイクルでDIYを繰り返す方が長期的には高コスト。
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応急処置でも“やってはいけない”NG行為
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強塩素系漂白剤を原液で噴霧:クロスや木材の変色・劣化を招き、塩素臭が長時間残留。
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高圧洗浄機で吹き飛ばす:水滴と胞子が飛散し、周囲に二次汚染を広げる。
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送風機・サーキュレーターを当てるだけ:表面乾燥とともに胞子が舞い上がり、空気感染源となる。
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カビ防止スプレーで“予防だけ”する:既存菌糸を残したままコーティングすると内部でカビが温存され、後に一斉増殖するリスク。
プロに任せるメリット
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科学的調査:ATPふき取り検査・真菌培養で菌種と菌量を可視化し、発生源を特定。
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非破壊施工:MIST工法®の微粒子ミストが素材を削らず深部まで浸透し、再発率を大幅低減。
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保証とアフターケア:施工後3〜5年の保証に加え、湿度管理・換気計画のアドバイスまで一貫サポート。
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稼働中施工:病院や食品工場でも停止せずに短時間で完了する低臭・食品添加物グレードの薬剤。
まとめ
カビ対策は「発生源と環境条件を断ち切る」ことが最終目的です。小範囲・浅層汚染で健康被害もない場合はDIYでも十分効果がありますが、少しでも条件が当てはまらない場合は早期のプロ相談が結果的にコストとストレスを最小化します。MIST工法®カビバスターズ本部では無料の現地診断を全国で実施中です。面積・素材・環境・健康・再発歴の5つをチェックリストに照らし合わせ、「迷ったらプロ」を合言葉に、建物と住む人の未来を守りましょう。
従来の除カビ方法とMIST工法®を徹底比較
薬剤・耐久・コストでここまで差が出る──数字で読み解く従来工法 vs MIST工法®
5-1.薬剤の安全性
従来の除カビは、次亜塩素酸ナトリウムや強アルカリ性漂白剤、場合によっては塩酸やリン酸系の剥離剤を高濃度で用い、カビを「漂白=色を抜く」ことに主眼を置いてきました。しかしこれらの薬剤はタンパク質を急激に変性させる一方、揮発性塩素ガスやクロロホルムを副生成し、作業者の吸入リスクや居住者の皮膚刺激を招きます。また酸性薬剤と金属部材が反応すると有毒な塩化水素が発生する可能性も否定できません。作業後は充分な換気と養生が不可欠で、食品加工施設や病院の稼働時間帯には使用制限が生じるのが現実です。
MIST工法®で使用する主成分は食品添加物規格の有機酸および抗菌ペプチドで、pHは弱酸〜中性域。霧状粒子が対象面に付着すると即座にカビ細胞膜を透過し、内部の酵素活性を阻害して失活させます。揮発性の副生成物はほぼゼロで、施工中に院内や保育施設から避難を要請した事例は過去にありません。さらに作業員は簡易マスクとゴーグルのみで対応でき、廃液はバイオ分解性が高く産業廃棄物量を大幅に削減できます。薬剤曝露リスクの低減は、現場の安全文化を高めるだけでなく、CSR・ESGの観点からも大きな優位性となります。
5-2.素材へのダメージ
従来工法がカビ色素を除く手段として採る「擦る・削る・浸け置く」は、対象素材の表層を物理的・化学的に剥ぎ取る行為に等しく、ビニルクロスなら可塑剤が流出して硬化、無垢木材なら導管が開いてささくれが生じ、漆喰や珪藻土壁は酸で中性化して粉化する危険があります。私たちが修復を依頼される二次被害の多くが、漂白後の黄変・反り・塗膜剥離で、補修に再塗装や張り替えを要し、結果的に費用が倍増するケースが後を絶ちません。
対してMIST工法®は粒径平均10µm以下の超微粒子ミストが毛細管現象で繊維内部に浸透し、菌糸のみを選択的に破壊します。研磨や高圧洗浄を伴わないため、木目・漆層・紙肌の質感を残したまま除カビが可能。200年以上前の欄間彫刻や文化財掛軸でも彩色層を剥がすことなく成功した実績があり、文化庁の保存修復指針にも適合した処方で施工証明を発行できます。素材寿命を削らない技術は、建物の長期保全計画と好相性であり、改修サイクルを延ばすことでトータルコストの抑制にも直結します。
5-3.再発率
漂白主体の従来工法は、表面色素が消えることで「綺麗になった」という錯覚を与えますが、菌糸が深部に残存している限り、平均3〜6か月で再発する例が多く報告されています。特にビニルクロスや木材に侵入したカビは、含水率と温度が戻った途端に活動を再開し、しばしば初回より広範囲に広がる傾向があります。結果として短期サイクルでの漂白・再塗装を繰り返す悪循環に陥り、そのたびに施設稼働を止める間接コストが積み上がります。
MIST工法®は除カビと同時に銀イオンを含むナノサイズの防カビ皮膜を形成し、菌糸の再侵入と胞子の発芽を長期にわたり抑制します。社内調査では、食品工場・病院・戸建住宅を含む1,200現場の追跡で、3年以内の再発率はわずか3.7%。再発時も皮膜が残っているため局所処理で済むケースが大多数です。保証期間3〜5年の間に追加施工が必要となった現場は1%未満で、エビデンスとしてATP測定値の低下と真菌培養試験の陰性結果を報告書に添付しています。
5-4.工期・コスト
従来工法は「養生→剥離剤塗布→高圧洗浄→漂白→乾燥→再塗装・張り替え」の多工程で、乾燥待ちと塗膜硬化だけでも24〜72時間を要します。加えて作業中の強臭と飛沫リスクのため休館・休業が必須となり、ホテル客室や病棟では稼働率低下が避けられません。総工期は中規模ホテル浴室50室で14日、倉庫500㎡で7日が平均的で、改装費・仮設費・休業補償を含む総額は当社試算で坪当たり3.5〜4.2万円に達します。
一方、MIST工法®は1回のミスト噴霧と自然乾燥で完了する“ワンパス施工”が基本。薬剤は低臭のため周辺への隔離養生が最小限で済み、24時間稼働の食品ラインやICUでも作業者と設備を交互に分割して施工できます。同規模条件での平均工期はホテル浴室50室で4日、倉庫500㎡で2日。坪当たりコストは2.0〜2.6万円に収まり、ライフサイクルコスト比較では従来工法の約50〜60%で済む計算になります。短工期・低ダウンタイムは、人件費の高騰や機会損失に悩む現場にとって大きな経営メリットとなるでしょう。
MIST工法®の技術解説:5ステップで根本解決
科学分析からアフターケアまで──見える化された5ステップの実践プロセス
6-1.細菌・真菌検査
MIST工法®は“削らない除カビ”を実現するために、まず現場の微生物学的プロファイリングから着手します。ATPふき取り検査で有機汚染レベルを数値化し、結果が基準値を超えた箇所を重点ポイントとしてマッピング。続いて寒天培地を用いた気中・表面培養、さらにqPCRによる菌種同定で、アスペルギルス属・クラドスポリウム属など問題真菌の定量を行います。含水率測定器で木材・石膏ボードの水分状態を診ることで「表面的に乾いていても内部は高湿」という隠れリスクを可視化し、除湿計画まで立案。これらのデータをタブレットで共有しながら、発生源・拡散経路・再発促進因子を洗い出すため、後工程の処置が“勘”ではなく“根拠”に基づく対策となります。調査レポートは写真・数値・グラフ込みで提出され、施設管理者が修繕計画や保健所対応にそのまま転用できる点も好評です。
6-2.ミスト噴霧除カビ
検査で特定した発生源に対し、粒径平均10µm以下の超微粒子ミストを専用ノズルで均一噴霧します。噴射圧は0.2〜0.4MPaと低圧設計のため、木材や漆喰面を傷めず、飛散エリアを最小限に抑制。薬剤は弱酸性の有機酸と抗菌ペプチドを組み合わせた独自処方で、カビ細胞膜に浸透するとpHショックと酵素失活が同時に起こり、10分以内に菌糸の伸長が停止します。噴霧粒子はファンデーションミストと同等の細かさで、毛細管現象を利用して繊維奥へ自動的に吸い込まれるため、ブラシ擦りや高圧洗浄のような物理的ストレスが不要。施工時の揮発臭は食品添加物レベルに抑えられており、隣室稼働中の病院や24時間ラインの食品工場でも区画養生のみで同時進行が可能です。作業時間は10㎡当たり概ね15〜20分と短く、夜間回転の宿泊施設でもダウンタイムを大幅に短縮できます。
6-3.銀イオン防カビ皮膜形成
除カビ直後の無菌化状態を維持する鍵は、銀イオンを含むナノコンポジット皮膜です。薬液中のAg+はカチオン基を持つ高分子担体に固定され、ミスト乾燥後に基材表面で厚さ数十ナノメートルの透明膜を形成します。銀イオンは細菌・真菌の細胞内酵素に結合して代謝を阻害するほか、胞子外膜を破壊して発芽を未然に抑制。通常の塗膜と異なり透湿性が高いため、木材や和紙の呼吸を妨げずに内部結露を誘発しません。また紫外線や洗剤に対する耐候性が高く、日常清掃で拭き取られる心配がなく、オフィス床から文化財の漆塗面まで幅広く適用可能です。銀を担持した高分子は加水分解を起こしにくい組成を採り、長期にわたりイオン放出が持続するよう設計。皮膜自体に色味やテカリがないため、美観を重視する空間でも採用しやすいのが特長です。
6-4.施工後チェック
ミスト乾燥後、ATP再測定と培養サンプリングを行い、初回検査との比較で10³オーダーの菌数低減を確認します。ルミノメーターで即時数値化できるため、現場で「施工前500RLU→施工後10RLU以下」のように改善効果を可視化し、その場で報告書に反映。さらにUVライトや内視鏡カメラで隙間・裏面をチェックし、塗りムラや薬剤溜まりがないかを確認します。木材やクロスでは色調の変化、石膏ボードでは復水跡の有無を同時に点検。床や壁が荷重変形していないか、結露要因となる空気停滞がないかも併せて診断し、必要に応じて換気ルーバー追加や断熱改修の提案書を作成します。こうした多角的な完了検査により、「とりあえず見た目がきれいになった」ではなく「再発リスク要因まで除去された」ことを客観的に示せる仕組みを確立しています。
6-5.アフターケア
施工が終わった瞬間から、再発防止プログラムはスタートします。まず羅列したデータを基に推奨湿度40〜60%、温度18〜26℃の管理基準を制定し、簡易ロガーを配布して数値変動をクラウド共有。メールやLINEで月次レポートを自動配信し、閾値を超えた場合は即時アラートで担当技術者が対策を提案します。定期点検は年1回を基本に、高湿環境の食品工場や浴場は半年ごとに設定。点検時はATPと含水率の簡易測定を行い、必要に応じてスポット再施工を行うことで、被害拡大前に“芽を摘む”運用を徹底します。あわせて従業員向けの清掃・換気セミナーやマニュアル整備もサポートし、設備投資だけでなく運用習慣からカビを遠ざける体制を整備。こうした伴走型のアフターケアにより、建物の長寿命化と室内空気質の安定維持を実現します。
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成功事例ピックアップ:住宅・介護施設・重要文化財ほか
1.築25年木造住宅 ─ 家族の健康被害を断ち切ったリビング床下処置
都内の戸建てで、梅雨ごろからリビングに甘酸っぱい臭気が漂い、小学生のお子さんが毎朝くしゃみと鼻水に悩まされていました。床下点検口から内視鏡を挿入すると、根太や大引きに白カビが全面的に広がり、含水率は28%を計測。MIST工法®を採用し、1階全面(約40㎡)を4時間でミスト噴霧。その後の銀イオン皮膜処置によって菌数はATP値で4,500RLUから25RLUへ低減しました。処置から1年半が経過した定期点検では再発ゼロ、室内VOC測定でもカビ臭酸が検出限界以下となり、家族全員の鼻炎症状がほぼ解消しています。
2.定員80名の介護施設 ─ 営業停止ゼロで実現した浴室天井の全面改修
高湿環境を避けられない大浴場天井(鋼板パネル)に黒カビが斑点状に発生し、入浴時に咳き込む利用者が続出。休館=入浴介助停止はサービスの質を損なうため、夜間2ブロックに分けたMIST工法®スポット施工を提案しました。1ブロック当たり3時間で除カビと皮膜形成を完了し、翌朝の水浴び試験でも薬剤残留と臭気がないことを確認。作業前に120 cfu/m³だった空気中真菌数は48時間後に6 cfu/m³まで低下し、介護職員からは「利用者の咳がぱったり止まった」との評価を頂きました。
3.重要文化財・江戸後期本堂 ─ 彩色天井絵を守った非接触ミスト
兵庫県にある登録有形文化財の本堂で、格天井の彩色板に黒色真菌が点在。刷毛や消毒用アルコールでは顔料剥離の危険があるため、文化財保存委員会の監修のもとMIST工法®をテスト適用しました。噴霧粒子が10µm以下のため、彩色層の上を滑るように浸透し菌糸だけを壊死。試験片での色差ΔEは0.4と肉眼判別不能レベルにとどまり、正式施工が決定。約80㎡の天井面を足場なしの可搬式ブームで施工し、作業は延べ2日で完了しました。以降2年間の梅雨期でも再発は確認されておらず、寺院側は「擦らずに絵を守れた唯一の手法」と評価しています。
4.1,500㎡食品倉庫 ─ ピンホール腐食を防いだ金属柱の同時除カビ
冷蔵物流倉庫では結露によりSUS柱脚がカビ由来の有機酸に侵され、表面に虹色の腐食シミが広がっていました。腐食が進むと荷重支持力に影響するため、夜間操業中にミスト噴霧を実施。薬剤は金属イオンと反応しにくい弱酸性処方を選定し、さらに熱画像カメラで温度ムラを検知して結露制御ファンの配置を最適化。作業翌月の点検で柱脚の酸化還元電位が安定領域に戻り、以降の金属劣化は進行停止。倉庫は稼働を止めずに済み、冷蔵食品の廃棄ロスをゼロに抑えられました。
5.ホテル客室フロア ─ クロス張り替え不要で美観とレビューを回復
口コミ評価の低下に悩むビジネスホテルが、客室の壁紙黒ずみを理由にリニューアルを検討。しかし全張り替えは予算と工期がネックとなり、試験的にMIST工法®を1フロア(25室)へ導入しました。黒点シミはミスト噴霧10分で色素分解され、クロス背面に形成した防カビ皮膜により再発が抑制された結果、張り替えコストを92%削減。施工翌月からOTAサイトの「部屋の清潔さ」スコアが4.1→4.6に上昇し、ADR(平均客室単価)も3%改善しています。
これらの事例が示すのは、カビ問題が建物用途や素材ごとに多様であっても、**「削らない・臭わない・止められる」**というMIST工法®のコア技術が共通して効果を発揮するという事実です。短工期で営業を止めず、素材資産を守りながら健康リスクを低減できる──それが導入現場から寄せられたリアルな成果です。「うちの環境でも本当に有効か?」という疑問があれば、ぜひお気軽に現地調査をご依頼ください。数字とデータに基づくベストプランをご提案します。
よくある質問(FAQ)と専門スタッフの回答
施工前の不安をまるごと解消──現場で最も多い10の質問に専門スタッフが回答
よくある質問(FAQ)と専門スタッフの回答
Q1 . 市販の塩素スプレーではなくMIST工法®を選ぶメリットは?
A. 目に見える黒ずみを漂白するだけでは菌糸が残り、早ければ数週間で再発します。MIST工法®は微生物検査で発生源を特定し、霧状薬剤が繊維内部まで浸透して菌糸を失活させるため、根本的な再発抑制が可能です。薬剤は弱酸性・低臭で人体や素材への負荷も最小限に抑えています。
Q2 . 薬剤の匂いは残りませんか?
A. 噴霧直後にわずかな有機酸系の香りがありますが、30〜90分の換気で検出限界以下に下がります。食品工場や病院など嗅覚に敏感な環境でも施工実績があり、営業中でも作業できる低臭処方です。
Q3 . 施工中に室内にいられますか?
A. 低刺激性の薬剤を使用しているため、隣室や同一フロアに留まることは可能です。ただし直接噴霧ゾーンへの立ち入りは安全管理上ご遠慮いただきます。必要に応じて夜間や休業日に合わせたスケジュールもご提案します。
Q4 . 施工後に再発した場合の対応は?
A. 再発要因の多くは湿度上昇や結露の再発です。私たちは年1回の定期点検(ATP測定と含水率確認)を推奨し、異常値が出た箇所にはスポット処置を実施します。保証制度は設けていませんが、フォローアップ体制で長期維持をサポートします。
Q5 . 木材・和紙・漆喰などデリケートな素材でも本当に削らずに済みますか?
A. 粒径10µm以下の超微粒子ミストが毛細管現象で素材奥へ浸透するため、ブラッシングやサンディングは不要です。文化財クラスの彩色板や和紙掛軸でΔE0.5未満(色差ほぼゼロ)という試験結果を得ています。
Q6 . 施工時間とダウンタイムの目安は?
A. 10㎡あたり15〜20分が標準です。ホテル客室25室なら4日、500㎡倉庫なら2日で完了します。乾燥は自然換気で進むため、施工区画を封鎖せずに隣接エリアを稼働させられます。
Q7 . コストはどのくらいかかりますか?
A. 施工面積・汚染度で変動しますが、坪あたり2.0〜2.6万円が目安です。張り替えや大規模塗装を伴う従来工法の約40〜60%に抑えられるケースが大半です。現地調査と詳細見積りは無料です。
Q8 . 食品を扱う現場でも安全ですか?
A. 主成分は食品添加物規格の有機酸と抗菌ペプチドで、HACCP適合施設での施工実績も豊富です。噴霧後の拭き上げ・水洗いは不要で、ラインを止めずに部分施工が可能です。
Q9 . 防カビ皮膜は掃除で剝がれませんか?
A. 銀イオンを担持したナノ皮膜は透湿性を保ちながら化学結合しているため、中性洗剤やアルコール清拭では影響を受けません。研磨剤入りクレンザーや高圧スチームは避けてください。
Q10 . どの地域でも対応してもらえますか?
A. 北海道から沖縄まで対応。技術スタッフが、離島も協力会社ネットワークで対応可能です。最短でご相談から48時間以内に現地調査へ伺えます。
以上のQ&Aで解消しきれない疑問がございましたら、24時間受付のフォームまたはフリーダイヤル(0120-052-127)までお気軽にお問い合わせください。現場データと科学的根拠をもとに、最適なプランをご提案いたします。
無料現地調査〜施工までの流れと料金目安
最短48時間で即対応──安心と透明性を両立する8ステップ
無料現地調査〜施工までの流れと料金目安
MIST工法®カビバスターズでは、「問い合わせから施工完了までを一貫担当し、途中で“何が・いくら”を常に可視化する」ことを重視しています。ここでは、初めてご依頼いただく方向けに標準的な8ステップの進行と料金の目安をご紹介します。
STEP 1|ご相談受付(電話・WEB 24h)
専用フォームまたはフリーダイヤルで、建物種別・延床面積・発生箇所・症状をヒアリング。写真添付があると初期診断がスムーズです。
STEP 2|仮見積もり提示(目安コストの事前共有)
お聞きした条件から、坪あたりのおおよその単価と想定工期を即日メールでご案内。例:木造住宅1階床下40㎡の場合、合計38万〜52万円。
STEP 3|無料現地調査(最短48hで訪問)
専門スタッフが訪問し、ATPふき取り検査・含水率測定・赤外線サーモ撮影を実施。所要時間は30〜90分程度で騒音や粉塵はありません。
STEP 4|詳細報告書&正式見積り
調査データを基に汚染マップと対策案を作成し、72時間以内にPDFで提出。面積・菌糸深度・素材ごとの処理方法を細分化した明朗見積りで追加費用を抑えます。
STEP 5|ご契約・施工スケジュール確定
内容をご了承いただいた後、最短で翌週から着工が可能。病院・工場など24h稼働施設は夜間分割やエリアブロックなど柔軟に調整します。
STEP 6|前日準備(養生・搬入)
施工範囲をビニルシートで養生し、薬剤ミストの飛散を最小化。家具移動や機材搬入はスタッフが対応し、施設側の作業負担を軽減します。
STEP 7|MIST噴霧・銀イオン皮膜形成
粒径10µm以下の霧状薬剤を均一噴霧し、10分前後で菌糸を失活。続いて銀イオンを担持したナノ皮膜を形成して再付着を抑制します。10㎡あたり15〜20分が目安で、乾燥は自然換気のみ。
STEP 8|施工後チェック&レポート提出
ATP再測定で数値改善を確認し、写真付き完了報告をその場で共有。後日、ビフォーアフター画像と測定データをまとめた完了書類を送付します。定期点検の推奨プラン(年1回〜)も同時にご案内し、再発抑止をサポートします。
料金の目安とコスト構造
建物・用途例 | 施工範囲 | 工期 | 参考価格(税込) |
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戸建住宅 床下40㎡ | 床下全面 | 0.5〜1日 | 38万〜52万円 |
介護施設 大浴場80㎡ | 天井・壁・換気ダクト | 2日 | 95万〜120万円 |
食品倉庫500㎡ | 柱脚・床・壁面 | 2〜3日 | 320万〜420万円 |
ビジネスホテル客室25室 | 壁紙・天井・ユニットバス | 4日 | 210万〜260万円 |
文化財本堂80㎡ | 彩色天井絵・梁 | 2日 | 180万〜230万円 |
※上記は汚染度「中程度」の標準単価(坪あたり約2.0〜2.6万円)を基に算出した参考例です。汚染度が軽微な場合は10〜20%減額、柱・梁交換を伴う重度案件は別途見積りとなります。
追加費用が発生するケース
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建材交換が必要な腐朽・蟻害
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高所作業車・特殊足場の設置
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深夜・早朝の特殊時間帯作業
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緊急出張(当日対応)
発生前に必ず追加見積書でご説明し、了承なく費用が上振れすることはありません。
お支払いとキャンセルポリシー
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支払方法:銀行振込/クレジットカード/リース契約(法人)から選択
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キャンセル:着工3日前まで無料、2日前は総額の20%、前日以降は実費清算
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アフターサービス:年次点検・湿度モニタリングなど保守契約は任意加入です。
まとめ
MIST工法®は「無料診断→データ根拠→明朗見積り→短工期→見えるアフターケア」というサイクルで、費用とダウンタイムの双方を最小化します。まずは簡単な写真と建物情報をお送りいただくだけで、おおよそのコストとスケジュールを即座にご提示可能です。カビの不安を感じたら、悩む前に“数字とプロセスの透明性”を体験してください。
📞 0120-052-127(平日 9:00–18:00)
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お客様の声──導入後3年経過レポート
再発ゼロの事実を数字で証明──3年間の追跡データとリアルな体験談
お客様の声──導入後3年経過レポート
MIST工法®を導入した現場の実態を知りたい、というお問い合わせが増えています。そこで今回は、施工からちょうど3年を迎えた5つの現場を追跡調査し、お客様の生の声と数値データをまとめました。対象は〈戸建住宅〉〈介護施設〉〈食品工場〉〈ホテル〉〈文化財〉の計5件。測定は①ATPふき取り値、②空気中真菌数、③含水率、④電気代・補修費の推移を同一条件で再測定し、施工直後と比較しました。
1.戸建住宅(東京都・I様邸/床下40㎡)
測定結果:ATP値 4,500RLU→3年後19RLU、空気中真菌数 150cfu/m³→11cfu/m³
ご感想:「リビングのカビ臭が消えたまま。子どものアレルギー薬も今では常備薬扱いです。床下点検口を開けても木の匂いしかしません」
I様邸では定期点検で湿度が基準を超えた日がわずか7日/年に収まり、除湿器稼働時間が従来比35%減。電気代は月平均1,200円削減という副次効果も得られました。
2.介護施設(神奈川県・あおぞらケアホーム/大浴場80㎡)
測定結果:ATP値 6,800RLU→26RLU、空気中真菌数 320cfu/m³→14cfu/m³
ご感想:「入浴中の咳き込みがほぼゼロ。施設長会議で“浴室の空気が違う”と話題になり、見学依頼が来るほどです」
浴場天井パネルの再塗装・張替えが不要となり、年間メンテナンス費は32万円削減。職員の夜間清掃時間も月12時間短縮されました。
3.食品工場(愛知県・冷凍食品メーカー/倉庫500㎡)
測定結果:ATP値 12,200RLU→28RLU、空気中真菌数 450cfu/m³→8cfu/m³
ご感想:「輸出先の抜き打ち検査で“カビ毒検出ゼロ”を3年連続で達成。リコールや廃棄処分が発生せず、顧客信用度が向上しました」
防カビ皮膜による結露抑制で冷凍機の霜取り回数が年間46回→29回に減少し、稼働率向上が利益を押し上げています。
4.ホテル(大阪府・ビジネスホテル/客室25室)
測定結果:ATP値 5,900RLU→24RLU、空気中真菌数 280cfu/m³→16cfu/m³
ご感想:「OTAサイトの清潔度スコアが4.1→4.7にアップし、外国人客のレビューで“カビ臭がない日本のホテル”と高評価。平均客室単価が5%伸びました」
クロス張り替えなしで美観を維持でき、3年間で客室リニューアル費1,200万円を先送りできた計算になります。
5.重要文化財(奈良県・江戸後期本堂/彩色天井絵80㎡)
測定結果:色差ΔE 0.4→0.4(変化なし)、空気中真菌数 310cfu/m³→9cfu/m³
ご感想:「再発は一切なし。彩色の発色が保たれ、文化財調査官の定期診断でも“極めて安定”との評価を受けています」
足場を組まないミスト施工により、年間拝観者数にも影響を与えずに保存環境を確保。寄付者向け報告書では“維持管理費の効率化事例”として紹介されました。
まとめ
追跡した5現場は、いずれもATP値と空気中真菌数が施工直後水準を維持し、視覚・嗅覚レベルでの再発はゼロ。維持費や電気代を含めたトータルコストは平均28%削減となり、「カビを削らないで抑える」手法が長期的にも費用対効果を発揮していることが実証されました。
「本当に3年持つのか?」という疑問は、現場データとユーザーの声でクリアになったはずです。次はぜひ、皆さまの建物で数字を確かめてみてください。現地診断とシミュレーションは無料ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ:カビを“発生させない建物管理”へ
“カビと共存しない”時代へ──データ・仕組み・習慣で守る持続型メンテナンス
まとめ:カビを“発生させない建物管理”へ
カビ対策は「見つけてから退治する」後追い型の衛生管理から、発生源と環境要因をあらかじめ断ち切る“予防保全”へシフトしています。本ブログで取り上げた初期サインの見極め、従来工法とMIST工法®の違い、5ステップ技術の裏付けデータ、そして3年間の追跡レポートが示すとおり、削らない・臭わない・短工期という新しい選択肢は、建物の種類を問わず再発リスクとライフサイクルコストを大幅に低減します。
カビを「発生させない」ために欠かせないのは、①正確な現状把握、②原因因子の体系的除去、③数値と仕組みによる継続的モニタリングの三本柱です。まずATP・真菌培養・含水率といった客観データで汚染度を可視化し、次にMIST工法®のミスト噴霧と銀イオン皮膜で菌糸と栄養源を根絶。仕上げに湿度ロガーや換気改善で環境条件を整え、定期点検で異常値を早期摘発します。この循環を一度回せば、“カビが出たら漂白”という対症療法から解放され、空気環境・資産価値・健康リスクを同時に守る持続型メンテナンスが実現できます。
一方で、建物ごとに温湿度プロファイルや使用形態が異なる以上、「テンプレートのマニュアル」では限界があります。だからこそ私たちは全国47都道府県で無料現地調査を行い、建材・設備・運用フローを踏まえたカスタムプランを提案しています。調査データと改善策はすべて共有し、施設担当者自身が“数値で判断できる”運用体制を整えることで、施工後も自走的に衛生レベルを維持できる設計です。
カビは気候変動で長期化する高湿期、気密化する最新建築、24時間稼働する施設にとって避けがたいリスクですが、「発生しにくい構造・運用」へ転換すれば脅威ではなくなります。MIST工法®カビバスターズ本部は、最新の微生物制御技術と現場密着のサポートで、その転換を後押しします。カビに悩む時間とコストを「安心して使える時間」へ変えたいとお考えなら、ぜひ一度データに基づく診断を体験してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。カビを“発生させない建物管理”へ――次の一歩を踏み出すお手伝いを、私たちにお任せください。
今すぐできる相談・お見積り方法(24時間受付)
写真1枚でスタート!電話・WEB・LINE──24時間いつでも“今すぐ”相談できる3つの窓口
今すぐできる相談・お見積り方法(24時間受付)
「カビかもしれない……でも平日は忙しくて業者に電話する時間がない」「とりあえず費用感だけ知りたい」という声にお応えして、MIST工法®カビバスターズ本部は 24時間365日、3つの窓口 でご相談を受け付けています。ご連絡から概算見積り取得まで、最短 15分 で完了するフローをご紹介します。
① WEBフォーム:最短15分で概算見積りをメール返信
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当社サイトの「無料現地調査お申し込みフォーム」は、スマホ・PCどちらでも入力しやすい 3ステップ構成。
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建物種別と延床面積を選択
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発生箇所(複数選択可)とお困り度をチェック
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代表写真を添付(最大5枚/10MBまで)
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送信後、自動解析システムが過去1万件の施工データと照合し、 坪単価レンジ・想定工期・必要人員 を即時算出。
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深夜でも担当技術者が写真を目視確認し、 最短15分で概算見積りメール を返信します。
② フリーダイヤル:0120-052-127(自動転送で24h対応)
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営業時間外はコールセンター経由で担当技術者へ転送。状況をヒアリングし、その場で概算費用を口頭回答。
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「写真を送る」→「折り返し電話で見積り」の 2ステップ なので、スマホ操作が苦手な方や至急対応が必要な法人様に好評です。
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出張中で写真が撮れない場合でも、面積・素材・使用状況をお伝えいただければ 大まかな費用帯 をお伝えできます。
③ LINE公式アカウント:チャット&スタンプ感覚で気軽に相談
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QRコードを読み込んで友だち追加後、メニューから「写真送信」「無料診断」をタップ。
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24時間以内に担当者がチャットで回答し、必要に応じて オンライン通話(Zoom/Teams) に切り替えて天井裏や機械室をリアルタイム確認。
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施工後の定期点検予約、湿度アラート受信も同じトークルームで完結できるため、 アフターケアの連絡窓口 としても便利です。
ご相談〜現地調査までのタイムライン(モデルケース)
経過時間 | お客様のアクション | 当社対応 |
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0分 | 22:10 フォーム送信 | 自動解析メール送信 |
15分 | 22:25 概算見積り確認 | 写真判定+担当者コメント |
翌日 9:00 | 調査日時決定 | スケジュール確定メール |
48h以内 | 現地調査実施 | 計測・撮影・ヒアリング |
+72h | 見積書&対策レポート受領 | PDF納品 |
セキュリティと個人情報管理
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写真・図面データは 暗号化クラウド に保存し、案件クローズ後は速やかに削除。
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NDA(秘密保持契約)や社内稟議用の社外秘レポートにも対応。
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個人宅の間取りや文化財の位置情報など、公開不可データは担当技術者のみが閲覧します。
よくあるご相談内容
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「床下点検口を開けたら白い綿毛が…」 → 写真3枚で床下全体の概算費用を算出
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「浴室天井が黒ずみ始めたが営業を止められない」 → 夜間2ブロック施工プランを提案
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「倉庫のSUS柱が虹色に腐食」 → 動画通話で温湿度環境を確認し、結露対策をセット見積り
相談は無料、見積りも無料、そして“しつこい営業”一切なし
当社の使命は、データと専門知識で建物を守る こと。費用・工期・手順に納得いただけなければ、ご契約いただく必要はございません。強引な営業や繰り返しの電話は一切行いませんので、どうぞ安心してご相談ください。
「カビを見てしまったら、まず写真を撮って送る」──これが最速の第一歩です。
深夜・早朝・休日を問わず、皆さまからのご連絡をお待ちしております。
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