この記事の結論
- 富田林市には、寺内町の古い町家や、築年数の長い木造住宅が残ります。土壁・無垢の木部・畳は、薬剤でこすると傷む素材です。
- 古い建物のカビは、床下・北側の壁・使っていない部屋から進みます。人の出入りが少ない場所ほど注意してください。
- 大切な建具や柱にカビが出た場合、自分で削らず、素材に合う方法で処置することが、建物を長持ちさせます。
1. 古い木造住宅がカビやすい理由
富田林市は大阪府南東部、石川の流域に広がる市で、江戸時代の町並みが残る寺内町があります。伝統的な木造建築は、土壁や無垢の木材など湿気を吸って吐く素材でできており、本来は湿気と共存する造りです。
ただし、現代の暮らし方と組み合わさると条件が変わります。断熱材やビニールクロスを後から入れた、家具を壁に密着させた、使わない部屋を閉め切っている。こうした状態では、素材が湿気を吐き出せず、内部に残ります。
2. 見ておきたい場所
| 場所 | サイン |
|---|---|
| 床下・畳の裏 | 白や緑の斑点、カビ臭さ |
| 北側の土壁 | 黒い点、表面の粉っぽさ |
| 柱・鴨居・敷居 | 木部の黒ずみ、白いカビ |
| 仏間・床の間 | 建具や掛け軸まわりのカビ |
| 蔵・離れ | 保管物の底面、壁際 |
3. 素材別・やってはいけないこと
- 土壁・漆喰:塩素系の薬剤は変色・崩れの原因。水拭きも避ける
- 無垢の木部:強くこすると表面が毛羽立ち、かえってカビが入りやすくなる
- 畳:水拭き厳禁。乾燥を優先し、乾いた状態で取り除く
- ふすま・障子:紙は濡らすと波打つ。張り替え前に下地を確認
共通するのは「濡らさない」「こすらない」です。
4. 日常の管理
- 晴れて乾いた日に、家全体の戸を開けて風を通す(通り土間がある家は特に効果的)
- 使っていない部屋も、月に一度は開ける
- 床下換気口の前に物を置かない
- 家具や仏壇を壁から少し離す
- 梅雨から夏は、除湿機で湿度70%超を避ける
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- 柱・梁・建具など、構造や大切な木部にカビが出ている
- 畳の裏や床板まで広がっている
- 長く空き家だった建物を使い始める予定がある
- リフォーム・改修の前に、状態を把握したい
当社のMIST工法®は、こすらずに処理できるため、古い木部や土壁に向いています。神社仏閣の施工事例は「神社仏閣のカビ取り・復元処理」、木造住宅は「木造住宅のカビ取り」をご覧ください。
6. よくある質問
Q. リフォーム前と後、どちらで相談すべきですか?
A. 前です。壁を閉じてしまうと、内部のカビが残ったままになります。
Q. 家財を置いたままでも施工できますか?
A. 状況によります。写真を添えてご相談ください。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
富田林市のご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。












