この記事の結論
- 古民家は、風を通して乾かすことを前提にしたつくりです。閉め切った暮らしや空き家の状態では、湿気が抜けずにカビが出やすくなります。
- 点検の中心は床下、土壁・畳、押し入れ、梁と小屋裏です。
- 改修で断熱や気密を上げるときは、湿気の逃げ道まで考えないと、かえってカビが増えることがあります。
1. 古民家でカビが出やすい場所
| 場所 | 理由 |
|---|---|
| 床下 | 地面が土のまま、湿気が上がる |
| 畳・押し入れ | 床下の湿気を受ける |
| 土壁 | 湿気を吸うが、乾かないとカビる |
| 梁・小屋裏 | 雨漏り、換気不足 |
| 北側の土間・水まわり | 日が当たらず乾きにくい |
2. 暮らしの中の対策
- 晴れた日は戸や窓を開け、家全体に風を通す
- 畳は年に1〜2回上げて乾かす
- 押し入れはすのこを使い、ときどき開け放す
- 床下の換気口をふさがない
3. 空き家の古民家の管理
- 月に1回は窓と押し入れを開けて換気する
- 雨漏りの跡、天井のシミを確認する
- 床下の点検口からにおいと湿り気を見る
4. 改修で気をつけたいこと
- 床下に防湿シートを敷くなど、地面からの湿気を抑える
- 断熱を入れるときは、壁の中で結露しない設計にする
- 土壁や古材は、強い薬剤で傷めない
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- 家に入るとカビ臭い
- 梁や柱に白や黒のカビが広がる
- 畳の裏、床板が黒い
当社はカビ菌検査で状態を確認し、木や土壁などの素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。神社仏閣や歴史的建造物の実績はこちら。
よくある質問(検索の多い疑問)
古民家がカビやすいのはなぜ?
床下が地面に近く湿気が上がりやすいこと、土壁や木が湿気を吸うこと、閉め切ると風が通らなくなることが主な理由です。本来は風通しで湿気を逃がす造りのため、閉め切った暮らし方や部分的な改修で湿気がこもることがあります。
古民家の土壁や梁のカビは自分で掃除できますか?
水拭きや塩素系のカビ取り剤は、土壁を崩したり木を変色させたりするためおすすめしません。乾いた状態でそっと払う程度にとどめ、広い範囲は専門業者に相談しましょう。
古民家のカビ対策で最初にすることは?
床下の湿気と風通しの確認です。床下の通気口がふさがっていないか、雨水が建物のまわりにたまっていないかを見て、室内は窓を開けて風を通しましょう。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
古民家のカビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。












