コンクリートのカビは、表面なら消毒用アルコールや薄めた塩素系漂白剤で落とせますが、コンクリートは水を吸いやすく奥にカビが残りやすい素材です。重曹は汚れ落としには使えますが、カビを分解する力は弱く、仕上げに乾燥と湿気対策が欠かせません。
この記事の結論
- コンクリートは小さなすき間が多く、水を吸って蓄える素材です。表面にほこりや汚れがあると、それを栄養にカビが生えます。
- 原因は主に結露、雨水や地面からの湿気、新築時の水分です。
- 表面は掃除で落とせますが、湿気の元を断たないと繰り返します。
1. カビが出やすいコンクリートの場所
| 場所 | 主な原因 |
|---|---|
| RC造マンションの外壁側の室内壁 | 冬の結露 |
| 地下室・半地下 | 地面からの湿気、夏の結露 |
| ガレージ・倉庫の床 | 雨水、換気不足 |
| 基礎・床下 | 地面からの湿気、通気不足 |
| 打ちっぱなしの壁 | 雨水、日当たりの悪さ |
2. 掃除の手順(屋内の小さな範囲)
- 換気し、マスク・手袋・ゴーグルをする
- 乾いたブラシで表面のカビをそっと払う
- 消毒用アルコールか、薄めた塩素系漂白剤で拭く(塩素系は換気を十分に、酸性の洗剤と混ぜない)
- 水分を拭き取り、送風機などでよく乾かす
コンクリートは薬剤がしみ込みやすく、色むらが出ることがあります。目立たない場所で試してください。
3. 再発を防ぐ
- 除湿機や換気で空気を乾かす
- 床に物を直置きしない
- 雨水の入り口(ひび、排水)を直す
- 新築から数年は、コンクリートの水分が抜ける途中なので特に換気を
4. 業者に相談したほうがよいサイン
- 掃除しても数週間で戻る
- 壁全体が黒い、白い粉(エフロレッセンス)と一緒に出る
- 床下や地下室がカビ臭い
当社はカビ菌検査で状態を確認し、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。
よくある質問(検索の多い疑問)
コンクリートのカビに重曹は効く?
重曹は弱アルカリ性で、表面の汚れを落とすのには役立ちますが、カビそのものを分解したり、根を取り除いたりする力は強くありません。カビにはアルコールや塩素系を使い、最後によく乾かしましょう。
コンクリートの白いカビと白い粉の違いは?
白い綿のようにふわふわしていてカビ臭いものはカビ、白く固い粉や結晶でにおいがないものは、コンクリートの成分が表面に出たエフロレッセンス(白華)であることが多いです。
コンクリートのカビはリフォームで直る?
表面を塗り替えるだけでは、湿気の原因が残れば再発します。雨水の侵入、地面からの湿気、結露といった原因を調べ、防水や断熱、換気の改善とあわせて検討するのが効果的です。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
コンクリートのカビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。












