更新日:2026年10月14日
アスペルギルス感染症の診断・治療と、住まいのカビ対策は別の役割です。この記事は、医療の判断を住宅の検査や除カビ施工で代わりに行わないための相談案内です。
アスペルギルスについて知っておきたいこと
CDCは、アスペルギルスの胞子が屋内外に広く存在し、多くの人は吸い込んでも病気にならない一方、免疫が弱まっている方や肺の病気がある方はリスクが高いと説明しています。環境中の胞子への接触を完全に避けることは難しく、個人の健康状態によって注意すべきことも異なります。CDC:アスペルギルス症のリスク低減
症状や予防の相談は医療機関へ
症状や持病について心配がある場合は、医療機関へご相談ください。治療中の方は、住まいの環境や工事・清掃の予定についても主治医に確認しましょう。清掃や除カビ施工を受ければ感染しない、食事や運動で感染症を予防できる、と保証するものではありません。
薬の使用や変更、検査・診断・治療の方法は医療の判断が必要です。当社が室内のカビを検査しても、人の感染の有無や病気の原因を診断することはできません。
環境のカビ菌検査で確認すること
建物の検査では、対象・採取場所・方法・評価目的を先に整理します。結果は採取・分析条件のもとで得られたもので、数値や種類から「この部屋なら病気にならない」と判断するための検査ではありません。CDCも、住まいのカビの採取・培養だけで、その人が病気になるかどうかを判断できないと説明しています。CDC:住まいのカビ
カビ菌検査の種類と費用 → 浮遊真菌の数値と測定条件の読み方 →
建物では、除カビと水分の原因を分けて確認
見えるカビへの対応に加えて、結露・漏水・湿った建材などの原因を確認します。施工では処理する面・素材・範囲、養生、立入りや利用再開の条件を事前に整理します。必要な補修・交換と除カビを同じ作業と決めつけず、担当と範囲を確認してください。
主治医から環境や作業について指示がある場合は、その条件を作業担当者と共有し、施工の進め方を相談してください。無理に床下や天井裏へ入ったり、仕上げを剥がしたりせず、安全に記録できる範囲の状況をご用意ください。
住まいのカビを相談する際の準備
- 建物の用途と、カビが見える場所
- 気付いた時期と、清掃後に繰り返しているか
- 結露・雨・漏水・冷房などとの関係
- 住宅会社や管理会社へ相談した内容
- 作業時に守る必要がある条件
