- 基礎が雨で濡れたまま建物を建てている
コンクリートでできた基礎が雨に濡れることが問題ではなく、濡れたままの基礎の上に建物を建てていることが問題です。
濡れたままの基礎を木材や断熱材で覆ってしまうことにより、カビや腐食の原因になることが
あります。
- 建材が濡れたまま工事を進めている
木材や断熱材などが雨水をうけ湿気っている場合や濡れている場合は注意が必要です。
濡れたままの建材で建物を建てるとは、カビの繁殖や腐食、悪臭の原因となることがあります。
日本の建物は完成までに雨に打たれず完成する建物は一軒としてありません。
ただ、建築中どの段階で雨にうたれたか次第により、カビや腐食・悪臭といった問題が完成間近また完成後、そして引渡し後におこることがあります。
基礎や建材が雨に濡れたことよりも、濡れた基礎や建材をどう扱うかが大切といえます。