カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

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床下にカビが発生するケース。

2022/02/02

床下にカビが発生するケース

床下の空間は狭く空気の流れが悪いと湿気が溜まりやすくなります。

  • 新築工事時の現場管理(湿気放出等)が適正に行われない場合、工事中にカビが発生するケースがあります。

・断熱材をきっちり充填する
・防湿シートを敷く
・床下換気をつけておく
・通気性を良くしておく

  • 床下に循環させる空気質等、建物全体の空調計画に不備が生じた場合、結露・カビが生じるケースがあります。

・自然換気➠換気口により換気
・機械換気➠換気ファン等により換気

機械換気の種類として[第1種換気]、[第2種換気]、[第3種換気]の3種類の

方法に分類されます。

  • 床下地盤面の防湿不良により断熱受合板にカビが発生するケースがあります。

・床の高さは、直下の地面からその床の上面まで45cm以上とすること。

・外壁の床下部分には、壁の長さ5m以下ごとに面積300cm2以上の換気孔を設け、これに鼠の侵入を防ぐための設備をすること。

  • 床下をコンクリート、たたきその他これらに類する材料で覆う場合及び当該最下階の居室の床の構造が、地面から発生する水蒸気によって腐食しないものとして、国土交通大臣の認定を受けたものである場合においては、この限りでない。
  • 異常含水による部材の変動障害が懸念されるケースがあります。

・材料内に潜んでいる含水

高含水状態が続けばカビの繁殖や害虫・害獣を招くし、下がりすぎれば材の収縮や変形など

トラブルの原因となる危険も生じます。

 

  • 床下空間への防湿対策が必要です。

床下防湿の対策は、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律の略称)で一定の基準以上

の建築が行われるよう定められています。

品確法では、以下の2つのいずれかが義務付けられています。

  • 防湿フィルムを床下全面に敷き込む
  • 厚み60mmのコンクリートを床下全面に設ける

 

MISTグループ全体で、新築の床下のカビ問題は、年間100件は施工させていただいてます。

大手ハウスメーカーさんの統計で床下を断熱している住宅の約2%がクレームになっていると聞いてますので皆様新築で家を買われた際は、まず床下の臭いをかいでみてください。そして、カビ臭いにおいがしたらご相談ください。