カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

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気持ち良く暮らせる住まい環境 (カビ編)

2015/01/07

食物の種にあたるところが、カビの胞子です。この胞子は成熟すると空気中に飛散し、条件の揃ったところに付着または落下して発芽いたします。
一旦、発芽したカビの胞子は対象物の表面や内部など栄養分のある方向に糸状の菌糸と呼ばれる細胞を延ばしていきます。この菌糸が多くの枝分かれをし、その先端に胞子ができ私たちの肉眼で見えるような集団となっていきます。
カビの生育には湿気が必要です。高温多湿な日本の気候風土は、カビの生育に適しております。また、近年の建物は気密性が高く天井高は低い造りとなっていて、室内の風の流れは昔に比べて悪く湿気が室内に停留しやすい構造も手伝い、カビには好都合な環境となっています。
お正月休み暖房をしっかり効かした室内は、外気との温度差による結露の発生が懸念されます。
また、お正月ということで掃除もお休みだったというご家庭もあることでしょう。
窓や扉を開け放し、掃除機を掛け、拭き掃除をしながら室内の湿気を多く含んだ空気を外に追い出してみませんか?
気持ち良く暮らせる住まい環境!!
今年も実践してください。