多くの住まいに用いられている壁紙は室内を美しく仕上げています。
壁紙にも紙や布でできているものもやポリ塩化ビニールなどのプラスチックを原料として造られているものがあります。
湿気の多い日本では、ポリ塩化ビニール製の壁紙にカビが集中的に生えております。
検査の結果、壁紙に発生したカビを4種類あげます。
・アルテルナリア(ススカビ)
・クラドスポリウム(クロカビ)
・フザリウム(アカカビ)
・トリコデルマ(ツチアオカビ)
上記、4種は主力です。
築50年以上前の建物には、クロカビやアオカビでしたが、今や私たちの生活の身近に生えるカビは変化したようです。
住まいの構造の変化や使用する材料の変化が大きく関わっていると言われています。
伝統的に壁紙を室内に使う習慣のヨーロッパでは、壁紙の80%位が本物の紙で残りの20%位は高級な布地で仕上られています。プラスチック製の壁紙は何処のお店でも販売されていないそうです。
カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介
カビ取り屋の知恵袋
壁紙のカビ
2015/03/16