カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

カビ取り屋の知恵袋

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室内のカビ

2015/07/08

カビの一番の棲息場所である土には、わずか1g中に胞子が数千万個もいて、少し風が吹いて土ぼこりでもたてば、土の中のカビの胞子も一緒に舞い上がり室内に入ってくることになります。
私たちの目には見えませんが、カビの胞子は部屋に入り込み空中をただよい、やがて落下します。しかし、この段階では直ぐには発芽しません。
結露しやすい壁や空気のよどむ壁、風呂場などに付着し繁殖の機会をうかがっています。
その場にカビの発芽に必要な条件が整ってから繁殖していきます。条件が整った段階では、繁殖の速度は速くいっきに人の目で確認できるほどの集団となります。
とりわけ新築のコンクリート基礎のカビ汚染の危険性は大きく、コンクリート自体に含まれている含水率が落ち着く2年~3年が被害も大きく、床下で繁殖したカビによる室内汚染に悩まされる事例は多くあげられます。