カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

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カビの発生源

2015/07/16

カビは風や人体に付着して室内に入り込みます。
カビは、湿気の多い場所で少しの栄養でも増殖し、わずかな気流でカビの胞子が飛散し、その胞子が何かのものに付着して増殖して行くという繰り返しをしています。
カビは湿気の多い場所を好んだり、空気の澱む湿度の高い場所や風通しの悪い場所で増殖します。
また、冷暖房用エアコンのフィルターに積もった埃にはカビは付着・増殖します。カビが増殖したエアコンを稼動させることにより、室内に胞子が飛散し室内のカビの濃度は上昇します。
室内において見られる主なカビには、コウジカビやアオカビ、クロカビとアレルギーを引き起こすものやカビ毒として知られるものが多く確認されます。
室内のカビ汚染を抑制するには、換気が一番にあげられます。
雨の日、雨水が入らぬよう窓の開け方に配慮し室内の空気が少し通るようにする。これは梅雨時の雨の多い日の対策として知っておいて下さい。
しかし、これでは大した換気にはなりません。エアコンの除湿機能や除湿機、換気扇の稼動により室内の湿気対策は欠かせません。
室内の湿気を抑えることはカビの発生を抑えることに繋がります。
一旦、カビが発生すると時期によっては一気に増殖して室内の美観を崩していきます。
また素材表面の胞子を雑巾で拭いたり、掃除機で吸い取ったりして表面的には解決したように思われても、カビには根っことも言える菌糸が繁殖素材深部まで占領しておりカビの再発は免れません。
目視にて確認できるカビの発生箇所を広げた、根こそぎ退治がカビによる室内汚染の解決には必要です。