気密性がとても高いのが現代の住宅です。
壁や天井のビニールクロス・塗料にも、カビの発生の問合せが多くなっております。
通常は梅雨時に多く発生すると思われがちですが、この時期にも梅雨時に劣らないくらい、カビが発生しています。
その最大の原因は結露です。
気密性の高い住宅では、そこで暮らす人から発散される水分で湿度は想像以上に高くなっており、窓や天井、壁面に結露ができやすくなっています。
また、そうした壁面や天井近くに設置しているタンスなどの家具の裏にまで、知らないうちにカビが発生していることが多くあります。
カビを除去してキレイするには、クロスの張替えなどのリフォームをしなくてはなりませんが、根本の問題を解決しなければ、何度張替えてもカビが生える、ということになりかねません。
しかし、クロス張替え時に除カビ工事を行うことで、カビを根こそぎ退治し、またカビを発生させないように施工することが可能です。
これは大変と思われがちですが、カビは見える範囲だけ取除いても解決いたしません。
きちんと除カビ工事をしてしまえば、当分の間はカビの発生に悩まされることもありません。
「見た目に気持ち悪いのでクロスを貼り替えましたが、1週間でまたカビが生えてきてるのですが・・」
こんなお問合せをいただきました。
クロスの下地のカビ対策をせずに見た目だけで貼り替えをした結果、カビに新たな栄養源というクロスと糊を与えてしまった現象といえます。
せっかくクロスを貼りかえられたのに再度クロスを剥し下地のカビ取りをしてクロス業者さんにクロスを貼って頂きました。
余分な出費となることに弊社はとても悲しく感じました。
このような事の無いように気を付けてください。
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2016/02/15