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気密化によるカビの発生

2016/12/13

気密化により住まいの快適さは満たされますが、室内の温度が一定となる一方で湿度は高くなる傾向があります。
室内の湿度が高くなり換気が悪くなるほどにカビは生えやすく、また、暖かい部屋ほどカビの繁殖は多い。
年間を通して換気や通気の悪い部屋ほどカビにとっては都合の良い環境となってしまいます。
この時期、ミカンにカビが生えたということは昔からあったことと記憶しています。このカビは、ペニシリウムという耐乾性のカビで、柑橘類の腐敗菌として知られています。また、羊羹や甘納豆に生えるワレミアという好乾性のカビはアレルゲンとしても知られています。どちらのカビも埃に混じり繁殖のタイミングを待っています。
私たちの住空間のどこにでもいるカビに繁殖のチャンスを与えないように、掃除は基より換気や通気に注意し、住む人の配慮を加えてこそ気密化された快適な住まいは守れます。

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