押し入れやクローゼットの中は、湿気がたまりやすくカビの生えやすい場所です。
その中に収納している衣類などがカビに汚染されることがよくあります。
クリーニングについてくるビニールのカバーに入れたままの衣類をクローゼットに保管しておくと、カビの被害にあいやすいと言われています。
原因として空気のとおりが悪くなりビニールのカバーの中の衣類は蒸され状態になりやすいからです。ビニールのカバーはクリーニング店からの移動の際の埃よけと考えて、家に持ち帰ったらビニールから出して保管するとカビの汚染を受けにくいです。
また着物や革製品など高価なものは、百貨店などで売っている脱酸素剤入りの収納袋に入れて保管することをおすすめします。
住まいと同じく何より湿度を低く保つことと通気性を考慮することが衣類のカビ対策でも大事です。
カビバスターズからの注意点
・寝具や洋服は、パンパンに詰め込まないで8割程度にしましょう。
・身に着けた洋服は、すぐにクローゼットに収納しないようにしましょう。
・寝具は天日干しして乾燥させて収納しましょう。
・収納する衣類毎に場所を分類しましょう。
・クリーニングに出した衣類は、ビニールを外してから収納しましょう。
・長期間着ない衣類や寝具は、洗濯後しっかり乾燥させてから収納しましょう。
・押入やクロゼットの中の湿度と通気に配慮しましょう。
カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介
カビ取り屋の知恵袋
押入れ・衣類のカビ対策
2017/03/17