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夏型過敏性肺炎

2017/06/09

名前の通り夏にだけ発生します。
蒸し暑くジメジメする梅雨の時期から夏の終わりまでが危険な時期と言われています。
気温25℃以上、湿度80%以上、換気不足。
こんな室内に生えるカビの一種、トリコスポロンの胞子を吸ってアレルギー性の肺炎をおこす。それが夏型過敏性肺炎です。
1970年代に日本にだけ出現し、1980年代にはカビの一種トリコスポロンの胞子を吸い込むことによって発症すると明確にされた病気です。
夏風邪や夏バテと勘違いしているうちに慢性化する恐れもあり注意が必要です。
湿気を含んだ木材や畳、寝具、小鳥のフン、エアコン、観葉植物の受け皿などから発見されています。
この胞子は微小でフワフワと室内を浮遊して肺に入り、胞子中の多糖体が強いアレルギーを引き起こすと言われています。
室内の湿気の澱みに注意してください。
夏風邪.jpg