日頃、閉めきっている押入れ内部は湿気が多く溜まっています。
内部の壁や収納品にカビが生えたりダニに犯されたりしていることもあります。
特に北側の押入れは結露などの心配もあります。
湿気を防ぐには風通しが一番ですが、日頃開ける頻度の少ない収納の場だけになかなか手が届かないのが実情です。
そこで、提案です。
9月、10月と休みの多い時期でもありチャンスと考え押入れの中の物を一度すべて出してみませんか?
押入れに入っていた寝具は陽に当て、衣類もベランダなどの物干し竿に掛け風を通し、カバンなどは空拭きして陰干しをする。
そして空になった押入れに掃除機をかけ、よく絞った雑巾で拭きあげ扇風機の風を当てながら乾燥させる。
すべて完了したら、防カビ・防菌、防虫、防臭の機能が揃った気化性防菌シートなどを敷いたり、また簡単にダンボール紙や包み紙を壁と寝具の間に置いたり、乾いた古新聞を隅に積んで湿気取り用にしたり、身近な代用品を利用して湿気が収納品や押入れ内部に回らない工夫をしながら押入れの壁面を空かし物を入れていきます。
さっぱりした押込みになったら、これからは襖や扉を開け風を通すことを天気の良い日に周期的にしてください。
日頃、手をつけない場所の整理整頓や掃除には時間を要しますが、終わると気持ちも秋晴れになりますよ。
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押入れのカビ退治
2014/09/18