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カビ取りを相談する前に準備しておくと話が早いこと|写真の撮り方・伝えたい情報・見積もり前の確認

10月も終わりが近づき、朝晩の冷え込みとともに窓ガラスや北側の壁に結露が出はじめる時期になりました。暖房を使い始めて「押入れを開けたらカビ臭い」「窓まわりの黒い点が増えた気がする」と気づき、年末の大掃除を前に相談先を探している方も多いのではないでしょうか。いざ問い合わせようとすると、「何を伝えればいいのかわからない」「写真はどう撮ればいい?」と迷うものです。今回は、カビ取りを相談する前に準備しておくと話が早いことを、写真の撮り方・伝えたい情報・見積もり前の確認の3つに分けて整理します。

結論|「写真3枚・相談メモ・相談先の確認」をそろえると話が早い

カビ取りのご相談は、①全体・中くらい・近くの3枚の写真、②いつから・どこ・広さ・におい・これまでの対処・建物の種類をまとめたメモ、③賃貸や共用部分なら先に管理側へ連絡、この3つがそろっていると、状況の確認がぐっと早くなります。すべてが完璧にそろっていなくてもかまいません。わかる範囲で準備しておくだけで、現地調査で何を確かめればよいかが明確になります。

これから冬にかけては結露が増え、カビのご相談も増えていく時期です。年末が近づくほど、ご自身やご家族の予定も立てにくくなりがちです。気づいた今のうちに写真とメモを残しておくと、相談のタイミングを逃しにくくなります。

図1|カビ取りの相談前にしておくと話が早い「3つの準備」。

カビ取りの相談で最初に確認したいこと

カビの状態は、場所・素材・原因によって一つひとつ違います。そのため、ご相談の最初にいくつかのことをお聞きしています。事前にメモしておくと、電話でもフォームでも伝えやすくなります。

表1|相談の前にメモしておきたい情報と、その理由
伝えたい情報 メモの例 なぜ必要か
いつから 「9月の長雨のあと」「暖房を使い始めてから」 季節や出来事との関係から、湿気の原因の見当がつけやすい
どこに 「北側の寝室の外壁側の壁」「押入れの下段の奥」 場所によって考えられる原因と確認方法が変わる
どのくらいの広さ 「幅1mほど」「壁一面」「6畳の天井全体」 施工の範囲や、進め方の見当をつけるため
においの有無 「押入れを開けるとカビ臭い」「においはない」 見えない場所でカビが広がっている手がかりになる
これまでの対処 「市販の薬剤で2回拭いた」「上から塗装した」 素材の状態や、再発の経緯を知るため
建物の種類 「木造一戸建て・築25年」「分譲マンション」「店舗」 構造や素材、確認する相手が変わる
お住まいの状況 「持ち家」「賃貸」「空き家」「親の家」 相談の前に連絡すべき相手がいるかどうかがわかる

築年数や広さは、おおよそでかまいません。「わからない」ということ自体も大切な情報です。わからない点は、現地調査で一緒に確かめていきます。

広さは「面」と「おおよその寸法」で伝える

広さを伝えるときは、「どの面に」「縦横どのくらい」を分けると伝わりやすくなります。たとえば「窓の下の壁、幅は窓と同じくらい、床から30cmほどの高さまで」のように、身近な物を基準にすると十分です。天井や床は「6畳の部屋の天井の半分ほど」のように、部屋の広さと一緒に伝えると、全体の範囲が想像しやすくなります。

カビの写真の撮り方|全体・中くらい・近く+撮影日

写真は、言葉だけでは伝わりにくい情報を補ってくれます。ポイントは、距離を変えて3枚撮ることです。近くの写真だけだと、部屋のどこにあるのか、どのくらい広がっているのかがわかりません。反対に全体の写真だけでは、カビの色や素材の状態が見えません。

図2|カビの写真は「全体・中くらい・近く」の3枚セットで撮る(模式図)。
表2|写真の撮り方のコツ
撮り方 ポイント 避けたいこと
全体(1枚目) 部屋の入口などから、窓や家具との位置関係がわかるように撮る カビだけを大きく写して、場所がわからない
中くらい(2枚目) 広がりがわかる距離から。壁の端や窓枠など、大きさの目安になる物も入れる 範囲の一部だけが切れて写っている
近く(3枚目) 色・形・素材の様子がわかる距離から。メジャーや定規を添えると大きさが伝わる 近づきすぎてピントが合っていない
明るさ 照明をつけ、暗い押入れや床下点検口まわりは懐中電灯で照らす 暗くて黒い点なのか影なのか判断できない
撮影日 スマートフォンの撮影日時がわかる形で残す。日を変えて同じ位置から撮ると変化がわかる いつ撮ったものかわからない写真だけが残る

特に大切なのは、拭いたり、はがしたり、薬剤を使ったりする前に撮ることです。一度手を加えると、元の状態がわからなくなります。家具の裏や押入れの奥など、撮影のために重い物を無理に動かす必要はありません。見える範囲で撮っておき、「家具の裏にもありそう」とメモに添えていただければ十分です。

においも、写真と同じように記録しておくと役立ちます。「朝いちばんに部屋に入ったときに強い」「雨の日に強くなる」など、においが強くなる時間や天気をメモしておくと、原因を探す手がかりになります。

賃貸・マンション・店舗は「先に連絡する相手」を確認

カビ取りの相談先を探す前に、建物の状況によっては先に連絡しておきたい相手がいます。順番を間違えると、後から「管理会社に話を通していなかった」「共用部分だった」ということになり、かえって時間がかかる場合があります。

表3|建物の状況ごとに、先に確認しておきたい相手
建物の状況 先に確認したい相手 確認しておきたいこと
賃貸住宅にお住まい 管理会社・貸主 カビが出ている状況を伝え、業者の手配や進め方を相談する
分譲マンション 管理組合・管理会社 カビのある場所が専有部分か共用部分か(管理規約による)
店舗・事務所(テナント) ビルの管理会社・オーナー 共用部分や設備の扱い、施工できる時間帯
会社・施設の建物 社内の施設担当・管理部署 施工できる曜日や時間帯、関係部署への周知
離れて暮らす親の家 住んでいるご家族 相談することへの了解、現地調査に立ち会える日

賃貸住宅での費用の扱いや、マンションの共用部分の範囲は、契約内容や管理規約、状況によって異なります。当社で判断できるものではないため、まずは管理側にご確認ください。管理会社や貸主、管理組合から当社へ直接ご相談いただくこともできます。法人さまのご相談は法人・業者様のお問い合わせからお受けしています。

見積もり前に確認しておきたいこと

カビ取りの料金は、範囲・素材・環境によって大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。目安としてサービス内容と料金では、室内壁面クロス1,500円〜/㎡、ユニットバス全体35,000円、築40年未満の和室木材部6畳120,000円〜(天井除く)などを掲載しています(いずれも税別)。見積もりの前に、次のことを考えておくと、ご提案が具体的になります。

  • 残したい素材があるか:思い入れのある柱や和室の木部、造作家具など、できれば張り替えずに残したい物を伝えておく。
  • ほかの工事の予定:リフォーム・売却・引っ越し・退去など、カビ取りのあとに控えている予定があるか。
  • 希望の時期:「年末の来客までに」「引っ越し前に」など、終わらせたい時期の目安。
  • 住みながらの施工か:在宅のまま進めたいか、ペットや小さなお子さま、ご高齢の方がいるか。
  • 状態を記録したいか:施工の前後を比べたい、見えない場所の状態を知りたい場合はカビ菌検査という方法もある。

当社のMIST工法®は、素材を削らない・こすらないカビ取りの方法です。霧状の専用剤をカビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビを分解・洗浄したうえで、防カビ処理で予防します。使用する剤は、一般的な処理剤に多い酸性液ではなく、アルカリ性液です。施工は、研修と試験に合格した施工者が担当します。素材を残せるかどうかは現地で状態を見て判断しますので、「残したい物」は遠慮なくお伝えください。

こんなときは、一度ご相談ください

  • 拭いても同じ場所に何度もカビが出てくる
  • 押入れやクローゼット、部屋全体にカビ臭さが残る
  • 壁紙のはがれ・ふくらみや、床・天井のしみがある
  • リフォーム・売却・引っ越しの前に、状態を確かめておきたい
  • 写真を撮ってみたものの、どこまで広がっているのか判断できない

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

ご相談から現地調査・施工までの流れ

準備した写真とメモは、ご相談のあと次のような場面で役に立ちます。工程や日数は現場によって異なりますが、おおまかな流れは次のとおりです。

図3|ご相談から施工までの流れと、準備が役に立つ場面。
  1. お問い合わせ:お電話(0120-052-127)またはお問い合わせフォームからご連絡ください。
  2. 状況の確認:写真とメモをもとに、場所・広さ・原因の見当をつけ、現地で確かめることを整理します。
  3. 現地調査:カビの範囲、素材の状態、結露や漏水などの原因を確認します。必要に応じてカビ菌検査も行います。
  4. お見積もり・ご提案:範囲・素材・環境をふまえて、金額と進め方をご説明します。
  5. 施工:MIST工法®による除カビと防カビ処理を行い、再発を防ぐための暮らし方もご案内します。

カビ菌検査には、採取を30〜60分程度で行う落下菌検査と、寒天スタンプで表面から採取して培養し、カビの種類を確定させる同定検査があります。どちらが合うかは、知りたいことに応じてご相談ください。施工当日の詳しい流れは「MIST工法®の施工当日はどう進む?」でもご紹介しています。

相談の前に「やらないほうがいいこと」

早くきれいにしたい気持ちから、相談の前にご自身で手を加えてしまうことがあります。次のようなことは、素材を傷めたり、状況の確認が難しくなったりする場合があるので、できれば控えてください。

  • 硬いブラシや研磨剤で強くこする:表面が傷つき、かえってカビが入り込みやすくなることがあります。
  • 種類の違う薬剤を続けて使う・混ぜる:製品によっては危険な場合があります。使う場合は必ず製品表示に従い、換気をしてください。
  • 壁紙をはがす、上から塗料を塗る:下地の状態がわからなくなり、カビが残ったまま隠れてしまうことがあります。
  • 写真を撮る前に掃除してしまう:元の範囲や色がわからなくなります。まず撮影してから、が基本です。

すでに市販の薬剤で拭いた、塗装したという場合も心配はいりません。「いつ・何を・どのくらい」行ったかをメモに残し、そのままお伝えください。体調に不安がある場合の判断は、医療機関にご相談ください。

そのまま使える「相談メモ」テンプレート

最後に、問い合わせの前に書き出しておくと便利なメモの項目をまとめました。スマートフォンのメモに写して、埋められるところから書いてみてください。

  • 建物:一戸建て/マンション/店舗・事務所/施設 ・築年数(おおよそ)
  • 住まいの状況:持ち家/賃貸(管理会社への連絡:済・まだ)/空き家/親の家
  • 場所:部屋の名前と、どの面か(壁・天井・床・押入れ・窓まわり など)
  • 広さ:おおよその寸法、または「壁一面」「天井の半分」など
  • いつから:気づいた時期と、きっかけになった出来事(長雨・台風・暖房の使い始め など)
  • におい:ある/ない、強くなる時間や天気
  • これまでの対処:使った薬剤、塗装や張り替えの有無
  • 希望:残したい素材、終わらせたい時期、ほかの工事の予定
  • 写真:全体・中くらい・近くの3枚(撮影日がわかる形で)

お電話の場合は、このメモを手元に置いておくだけで、話がスムーズに進みます。フォームの場合は、メモの内容をそのまま書き添えていただければ大丈夫です。

よくあるご質問

Q. 写真だけで見積もりを出してもらえますか?

A. 写真からは、カビの場所や広がり方、素材のおおよその様子がわかりますが、素材の奥の状態や湿気の原因までは確かめられません。料金は範囲・素材・環境によって大きく変わるため、金額は現地調査のうえでお見積もりします。写真は、現地で何を確認すればよいかを整理するための大切な材料になります。

Q. 小さな範囲のカビでも相談してよいですか?

A. はい、ご相談いただけます。見えている範囲は小さくても、同じ場所に何度も出てくる、においが残るといった場合は、見えないところで広がっていることもあります。反対に、日頃のお手入れで様子を見られる状態であれば、そのようにお伝えすることもあります。

Q. 賃貸住宅ですが、自分でカビ取り業者に相談してもよいですか?

A. 賃貸住宅の場合は、業者に依頼する前に、まず管理会社や貸主に連絡することをおすすめします。建物の修繕や費用の扱いは契約内容や状況によって異なるため、先に管理側と話しておくと、その後の段取りがスムーズです。管理会社や貸主から当社へご相談いただくこともできます。

Q. 離れて暮らす親の家のカビを相談したいのですが、どうすればよいですか?

A. ご家族が帰省されたときに撮った写真と、住んでいる方から聞いた「いつから・どこで」をまとめてお伝えいただくと、状況の確認が進めやすくなります。現地調査の日程は、住んでいる方のご都合も含めてご相談ください。

Q. 会社や施設のカビは、どこに問い合わせればよいですか?

A. 工務店・管理会社・店舗・施設など法人さまのご相談は、法人・業者様のお問い合わせからご連絡ください。建物の用途、営業時間や利用時間、施工できる曜日や時間帯などをあわせてお知らせいただくと、話が早く進みます。

Q. カビのせいで体調が悪い気がします。相談前にできることはありますか?

A. 体調に関する判断は医療機関の領域ですので、気になる症状があれば、まず医療機関にご相談ください。当社では、建物側のカビの状態や範囲、湿気の原因を確認し、除カビと防カビ処理のご提案を行います。

まとめ

  • カビ取りの相談は「写真3枚・相談メモ・相談先の確認」をそろえると、状況の確認が早くなる
  • 写真は全体・中くらい・近くの3枚を、拭く・はがす・薬剤を使う前に、撮影日がわかる形で撮る
  • いつから・どこ・広さ・におい・これまでの対処・建物の種類をメモしておく
  • 賃貸は管理会社・貸主、マンションの共用部分や店舗は管理側に、先に確認する
  • 料金は範囲・素材・環境で変わるため現地調査のうえで見積もり。残したい素材や希望の時期も伝えておく

結露が出はじめるこれからの季節は、カビに気づくきっかけが増える時期でもあります。完璧な準備でなくてかまいません。気づいたときに写真とメモを残し、早めにご相談ください。

写真の撮り方やメモの書き方に迷ったら、わかる範囲の情報だけでもかまいません。まずはお気軽にご相談ください。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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