カビ対策の基本は乾燥です。
カビは乾燥にとても弱い微生物です。
室内の乾燥方法には、隅々まで風を通し室内の湿気や温度を留めない事が最も必要なところですが、留守時間の多いお住まいではなかなか毎日とはいかないものです。
そこで留守宅内でも扇風機を利用して室内の空気が澱まないように空気と温度を動かす方法は如何でしょう。また通風の難しい場所への補助としても意外と役立ちます。
扇風機を稼働し風を動かしたり送ったりしてのカビ対策は、台風時期の湿気の多い室内や結露の生じやすい押入れ・クロゼットのような場所にも十分なカビ対策となります。
カビは温度や湿気の澱む場所を住処とし、またそこに蓄積されるホコリや手あかや汚れを栄養源として生育します。このどれかでも改善することでカビの生育は制御されます。これがカビ対策の基本です。
結露の多い時期に入るこの時期。
カビに室内を汚染されないように対策を講じておきましょう。
また冬場の暖房による結露や暖かい室内の空気を動かす対策として習慣にして下さい。
★ 注意として
現在カビが発生している場合には、まずカビを退治してから習慣としてください。
カビの胞子が室内のあちらこちらに飛散する基となりカビの汚染が拡大する場合があります。
カビの退治とカビの予防は区別して下さい。
カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介
カビ取り屋の知恵袋
カビ対策 ①扇風機利用の効果
2014/10/07