クローゼットのカビ対策の基本は、「服を洗って乾かしてからしまう」「8割収納で空気を通す」「湿度60%以下を保つ」の3つです。特に衣替えのタイミングは、奥の壁と床を点検して湿気を逃がす絶好の機会です。
この記事の結論
- 服のカビは、汗や皮脂の汚れと、閉め切ったクローゼットの湿気がそろうと生えます。
- 湿度は60%以下を目安に。服は8割収納にして、着た服は乾かしてからしまいます。
- カビが生えた服は、屋外で払ってから洗い、落ちなければクリーニングに相談しましょう。
1. 服にカビが生える原因
| 原因 | 例 |
|---|---|
| 汚れ | 一度着た服、食べこぼし、クリーニング前の服 |
| 湿気 | 扉を閉め切り、梅雨〜夏の湿った空気 |
| 結露 | 外壁側のクローゼットの奥の壁 |
| 詰め込み | 服の間に風が通らない |
2. 湿度管理
- クローゼットの中に小さな湿度計を置く
- 除湿剤は下の方に置き、水がたまったら交換
- 梅雨〜夏は扉を開けて、部屋ごと除湿機やエアコンで除湿
- 晴れて乾いた日に扉を開け放して風を通す
3. 服のしまい方
- シーズンの終わりは洗って完全に乾かしてからしまう
- クリーニングのビニールは外し、不織布カバーに替える
- 衣装ケースは床から少し浮かせ、壁から離す
- ウールや革は特にカビやすいので、ときどき出して風に当てる
4. クローゼットの掃除
- 服を出し、ほこりを掃除機で吸う
- 壁と棚を消毒用アルコールで拭く
- 半日ほど扉を開けて乾かしてから服を戻す
5. カビが生えた服
- 屋外でブラシを使ってカビを払う
- 洗濯表示を見て洗い、白い綿や麻などは表示で可能なら酸素系漂白剤を使う
- ウール・シルク・革・スーツはクリーニング店へ
衣類の落とし方の詳細は「衣類のカビ|白い点・黒い点の落とし方」もご覧ください。
6. 業者に相談したほうがよいサイン
- 奥の壁や床に黒いカビが広がっている
- 何度掃除しても服にカビ臭さが移る
当社はカビ菌検査で状態を確認し、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。
衣装ケースのカビ対策
衣装ケースは密閉に近いため、湿ったまましまうと中で湿気がこもり、服もケースもカビやすくなります。衣替えのたびに次の手順で手入れしましょう。
- 中身を全部出す:底や角に白い粉・黒い点・カビ臭さがないか確認する
- 拭き掃除:プラスチック製は、固く絞った布で水拭きしたあと、消毒用アルコールで拭く
- 完全に乾かす:ふたを開けたまま、風通しのよい場所で乾かしてから服を戻す
- 服は洗って、乾いてからしまう:一度でも着た服は汗や皮脂が残っている
- 詰め込みすぎない:8割までを目安にし、除湿剤・防虫剤は表示どおりの量を入れる
- 置き場所:床や外壁側の壁に直接付けず、すのこなどで少し浮かせる
| 収納の種類 | 特徴 | カビ対策のポイント |
|---|---|---|
| プラスチックの衣装ケース | 拭き掃除しやすく、ほこりが入りにくい | 湿ったまましまうと湿気が抜けない。除湿剤を入れる |
| 布製の収納ボックス | 通気性はあるが、布自体が湿気を吸う | 押し入れの奥や床に直置きしない。カビたら洗えるものを選ぶ |
| 段ボール | 湿気を吸いやすく、カビや虫の原因になる | 長期の保管には使わない |
| オープンクローゼット(扉なし) | 空気が動きやすく、湿気はこもりにくい | ほこりがカビの栄養になる。外壁側の壁ぎわと床の掃除を忘れずに |
よくある質問(検索の多い疑問)
衣替えのときにするカビ対策は?
しまう服はすべて洗うかクリーニングし、完全に乾かします。クローゼットの中を空にして奥の壁と床を点検し、アルコールで拭いて半日ほど扉を開けて乾かします。クリーニングのビニールは外し、不織布カバーに替えてからしまいましょう。
コートにカビが生えないようにするには?
着たあとは一晩部屋で湿気を飛ばしてからしまい、シーズン終わりはクリーニングに出します。クローゼットでは他の服と間隔をあけ、外壁側の壁に密着させないことが大切です。
衣装ケースの湿気対策は?
床に直置きせずすのこの上に置き、壁から離します。ケースの中には除湿剤を入れ、ときどき開けて空気を入れ替えます。梅雨〜夏は部屋ごと除湿すると効果的です。
衣装ケースがカビ臭いときはどうすればいい?
中身を出し、ケースを水拭きしてから消毒用アルコールで拭き、ふたを開けて完全に乾かします。入っていた服は洗い直し、よく乾かしてから戻しましょう。
衣装ケースの拭き掃除は何で拭けばいい?
プラスチック製なら、固く絞った布で水拭きしたあと、消毒用アルコールで拭いて乾かします。塩素系の漂白剤は、ケースの変色や服への色移りの原因になるため、おすすめしません。
オープンクローゼットはカビにくいですか?
扉がないぶん空気が動き、湿気はこもりにくくなります。ただし、ほこりがたまりやすく、外壁側の壁ぎわや床に近い場所はカビることがあるため、定期的な掃除と、壁から少し離す工夫が必要です。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
クローゼットのカビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
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