この記事の結論
- カビは、アレルギーやぜんそくの原因となる物質(アレルゲン)のひとつとして知られています。症状の診断や治療は、必ず医療機関で受けてください。
- 住まいの側でできるのは、カビを増やさない環境をつくることです。湿度の管理、寝室と寝具、エアコン、掃除の方法が中心になります。
- カビの掃除は、胞子を舞い上げないやり方で。お子さんのいない時間に、換気しながら行ってください。
1. 住環境でできることと、できないこと
| 住環境でできること | 医療機関の役割 |
|---|---|
| カビの発生を抑える | 症状の原因を調べる |
| 湿度とホコリを減らす | 診断と治療 |
| 寝室の環境を整える | 薬や生活上の指導 |
この記事は住まいの手入れについての情報です。お子さんに咳・鼻水・目のかゆみ・肌の症状が続く場合は、小児科やアレルギー科にご相談ください。
2. 優先して整えたい場所
寝室と寝具
1日の中で最も長く過ごす場所です。敷き布団やマットレスの裏、枕、ベッドの下、寝室の壁や窓を重点的に見てください。布団はこまめに干すか布団乾燥機にかけ、シーツ類は定期的に洗います。
エアコン
エアコン内部にカビがあると、運転するたびに部屋に広がります。冷房を使う季節の前に吹き出し口を確認し、フィルターを掃除してください。内部の汚れは、専門業者による分解清掃が必要です。
子ども部屋・遊び場
ぬいぐるみ、布のおもちゃ、ラグは湿気とホコリを吸います。洗えるものは洗って乾かし、床に置きっぱなしにしないようにします。
3. 掃除のしかた
- カビを乾いたまま払ったり、掃除機で強く吸ったりすると、胞子が舞い上がることがあります
- お子さんが別の部屋にいるときや外出中に、換気しながら作業する
- 作業する人はマスクと手袋をする
- 塩素系の薬剤は刺激が強いので、使用後は十分に換気し、成分を残さない
- 広い範囲や繰り返すカビは、無理に自分で処理しない
4. 日々の湿度管理
- 湿度計を置き、40〜60%を目安にする
- 入浴後は換気扇を2〜3時間回す
- 部屋干しは除湿機と組み合わせる
- 家具は外壁から少し離す
- 冬の加湿器は使いすぎない
5. 業者に相談したほうがよいサイン
- 寝室や子ども部屋の壁に、黒いカビが広がっている
- 拭いても1〜2週間で戻る
- 部屋にカビ臭さが残る
当社はカビ菌検査で状態を確認し、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。住まいとアレルギーについては「アレルギーやぜんそく予防」でも紹介しています。
6. よくある質問
Q. カビを取れば、子どもの症状は良くなりますか?
A. 症状の原因はさまざまで、住環境だけで判断することはできません。医師の診断を受けたうえで、住まいの環境も整えていくことをおすすめします。
Q. 施工のあいだ、子どもはどうすればいいですか?
A. 施工内容に応じて、当日の過ごし方を事前にご説明します。
よくある質問(検索の多い疑問)
アレルギーがある家庭で、特に気をつけたいカビの場所は?
寝室(寝具・マットレス・カーテン)、エアコンの内部、加湿器、浴室や洗面所、押し入れです。長い時間を過ごす寝室から見直すのが効果的です。
アレルギーがある人がカビ掃除をしても大丈夫?
掃除中は胞子が舞いやすいため、症状がある人は掃除を家族に任せるか、マスクをつけて換気しながら短時間で行いましょう。症状が悪化するときは医療機関に相談してください。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
お住まいのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。












