シンク下のカビの主な原因は、給排水管の結露や小さな水漏れ、排水の湿気と、扉を閉め切って空気が動かないことです。中の物を出してアルコールで拭き、乾かしたうえで、配管の水漏れがないか確認しましょう。
この記事の結論
- シンク下は配管が通り、扉を閉めたままになるため、湿気がこもりやすい収納です。
- 底板が濡れている場合は、配管の結露か、水漏れかを先に見分けてください。水漏れなら修理が先です。
- 掃除のあとは扉を開けてしっかり乾かし、詰め込まず、床に直置きしない収納に変えると再発しにくくなります。
1. 結露か水漏れかの見分け方
| 状態 | 考えられること |
|---|---|
| 冷たい水を使ったあとに配管に水滴 | 結露 |
| 接続部から水がにじむ、ぽたぽた落ちる | 水漏れ |
| 底板がいつも濡れている、ふやけている | 水漏れの可能性が高い |
| 排水時だけ濡れる | 排水ホースや接続部の不具合 |
水漏れが疑われる場合は、水道業者や管理会社に相談してください。
2. 掃除の手順
- 中身をすべて出す
- 底板と奥の壁の汚れを、中性洗剤で拭く
- カビには消毒用アルコールを布に含ませて拭く
- 塩素系を使う場合は換気し、酸性の洗剤と混ぜない。食品は近くに置かない
- 扉を開けたまま半日ほど乾かす
3. 再発させない収納
- 床に直置きせず、すのこやラックで浮かせる
- 詰め込まず、配管のまわりに空間を残す
- 食品はシンク下に置かない(湿気と温度の影響を受けやすい)
- 洗剤のボトルの底は拭いてから戻す
- ときどき扉を開けて換気する
4. 業者に相談したほうがよいサイン
- 底板が黒く、柔らかくなっている
- 奥の壁や床下にまでカビが広がっている
- キッチン全体がカビ臭い
キッチンのほかの場所は「キッチンと食品まわりのカビ」もご覧ください。
当社はカビ菌検査で状態を確認し、素材を傷めないMIST工法®で除去と防カビを行います。
シンク下の掃除方法と、使う洗剤
- 中の物を全部出す:鍋・洗剤・食器の底や、敷いていたシートの裏も確認する
- ほこりと汚れを取る:乾いた布やハンディモップで取ってから、薄めた台所用中性洗剤で拭き、水拭きする
- カビを拭く:消毒用アルコールを布に含ませて、底板・側板・扉の裏・配管のまわりを拭く
- 扉を開けて乾かす:半日ほど開けたままにし、完全に乾いてから物を戻す
| 洗剤 | 向いている場面 | 注意 |
|---|---|---|
| 台所用中性洗剤 | 油汚れ・ほこり・食品の汚れ | 洗剤が残らないよう水拭きする |
| 消毒用アルコール | うっすら出た白・黒のカビ、仕上げ拭き | 火気のそばで使わない。換気する |
| 塩素系漂白剤 | 樹脂の底板に残った黒い点 | 木の板(合板)は変色・傷みやすい。酸性の洗剤と混ぜない |
シンク下に置いていた食器や鍋にカビが付いていたら、洗剤で洗い直して乾かしてから別の場所にしまいましょう。食器はシンク下より、湿気の少ない棚に置くのがおすすめです。
よくある質問(検索の多い疑問)
シンク下がカビだらけになったら?
中の物をすべて出し、換気してマスクと手袋をつけ、底板や側面を消毒用アルコールで拭きます。扉を開けたまま半日以上乾かし、配管の継ぎ目や床の湿り気を確認してから収納を戻します。
キッチンの引き出しにもカビが出るのはなぜ?
シンクの近くの引き出しは、シンク下の湿気や、洗った食器や布巾の水分が入りやすく、閉め切りで乾きにくいためです。濡れた物を入れない、ときどき開けて乾かす、が基本です。
シンク下のカビは業者に頼むべき?
底板が柔らかい、黒く染みている、拭いても繰り返す場合は、水漏れや床下への影響が考えられます。配管の修理は水道業者、カビの除去と原因の調査はカビ専門業者に相談しましょう。
シンク下の掃除にはどの洗剤を使えばいい?
ふだんの汚れは台所用中性洗剤、カビには消毒用アルコールが使いやすい組み合わせです。底板が木(合板)の場合、塩素系漂白剤は変色や傷みの原因になるため、樹脂の部分だけに使いましょう。
シンク下に食器をしまっても大丈夫?
シンク下は配管があり湿気がこもりやすいため、食器の保管にはあまり向きません。置く場合は、ラックで底から浮かせ、扉をときどき開けて湿気を逃がしましょう。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
シンク下のカビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。
