１.お風呂

お風呂は「温度」「湿気」「皮脂などの栄養分」がそろっているので、家の中でもとくにカビが生えやすい場所です。

体の皮脂汚れや石鹸カス、髪の毛などの汚れなどがお風呂には付着してしまいがちです。温度は40℃前後に季節を問わずなっていることが多く、浴槽にはったお湯からも水滴が付き湿度は高くなっています。

お風呂の壁や床、排水口などに汚れが付着したままになっていると、それを栄養源としカビは摂取しどんどん育つので建物の中では、カビが一番発生しやすい場所なのです。

※カビを予防するためには、「お風呂のフタを閉める」「使用後にはお湯を抜き壁や床を洗い流す」「換気する」などのコツがあります。

浴槽にお湯を張ったままにしておくと湿度と温度が高くなりカビが発生しやすいので、不要な場合は浴槽のお湯を抜き、換気扇を回して浴室を乾燥させましょう。

また、浴槽の蓋やシャンプーボトル、洗面器、風呂イスなどにもカビが生えやすいので、床から浮かせる収納で水気を切るか水を拭き取って浴室外に出すなどの対策が有効です。

「汚れを洗い流すこと」「しっかり乾燥させること」によって繁殖力を低下させられます。