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塵埃による咳

2014/06/24

※カビ問題(カビ屋の体験)
リフォーム現場に行ってきました。
家具や桟・巾木に積もりに積もった埃を無防備な状態で拭いてしまいました。
見に行っただけなので何も持たずに行っていたのですが、つい雑巾をお借りして蓄積の埃を拭いてしまいました。
三部屋位の拭き掃除だったのですが、夜かなりの咳で眠れない状況を体験することとなりました。
人の生活によって生じる塵埃に付着したり、混ざり合ったりして塵埃に保護され発芽の機会を待っているカビの胞子を、大量に吸い込んだことと少し疲れたこととが重なり、私の肺の中の湿度や塵埃の中の物質でカビが発芽した状況だったのだと判断いたします。
塵埃は、カビの宝庫。カビにとって常に適度の温湿度であることから、カビの胞子は塵埃の中で長く生存でき守られた場所です。
その塵埃や塵埃中のカビ胞子が原因でおこる現代病は子供や老人の鼻炎、気管支アレルギーやアトピー皮膚炎と激増している時代に、私も一時的ではありますが現代病に襲われてしまいました。
マスクも持参せず除菌剤も持たずに現場に半日ほど居たことで、机の上だけでは知りえない現場の状況が、いかに危険なものか身をもって知ることとなったのです。
リフォーム現場では、各職人さんたちが長時間の作業をされています。
この暑さにより体力の問題の時もあるでしょう。
解体や古いクロスの剥しのときなどは、かなりの埃が発生しています。
日々、現場は慣れているとは思いますが、くれぐれも気をつけて作業をして頂きたく切に感じます。