カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

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梅雨のカビ対策

2014/06/19

※カビ対策
今年は長梅雨。
気象庁の発表によると今年はエルニーニョ現象の発生も予測されており、発生すればジメジメとした長梅雨となりそうです。
梅雨時期は湿度と温度が上がるため、体調を崩す人も多く、また梅雨といえば食中毒にも注意が必要です。今年は秋口までは各家庭や飲食店でも気をつけてください。
そして、梅雨時期に注意したいのが住まいの中で繁殖するカビです。
カビは温度20~25度、湿度70パーセント以上で活発に繁殖します。
梅雨時の温度や湿度は、カビが活発に繁殖するベストな環境といえます。
今年は7月に長雨と言われていますので、6月中にはエアコンの除カビ処理を最終でも終えたいものです。
暖房を使っていた時期から、今の時期までエアコンの中でカビは、次の大いなる繁殖を待ち受けています。
まず、エアコンのスイッチを入れた段階において、カビの胞子は室内に勢いよく飛び出します。
カビの胞子は、1ミリの千分の1以下といわれており、肉眼で確認できないので見た目にキレイと思っているエアコンも安心できません。
夏型過敏性肺炎と言われるアレルギー性肺炎も室内に浮遊するカビ菌が肺の中まで入り込んでおこる肺炎なのです。
また、気管支喘息、アレルギ-性鼻炎の原因にもなることあります。
カビ対策としては、この季節だからエアコンのそうじと共にカビ取りをして安全な室内空気にして下さい。
併せて、室内の空気に湿度が多く含まれている梅雨時期の換気は、天気を見計らっては窓を開けたり閉めたりと大変ではありますが、できる限りの換気を心がけてください。
また、換気扇はできるだけ回しておくことが効果的でもあります。
カビは、住処を定めると一気に広がっていきます。それからでは解決も大変となります。
早めのカビ対策を心がけましょう。