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カビに対する専門知識を持つ災害ボランティアの育成に期待

2016/10/15

こんな記事をみつけました。
私達も大きな課題と言い続けてまいりました。
皆様の意識の中にも残しておいてください。
= 防災情報新聞より=
水害は毎年発生する”通常災害”でありながら、その後片づけについては、これまで対策の”死角”になってはいなかったろうか。
消毒はもとよりカビ・悪臭防止は被災者の健康被害に直結する。
また家屋に長期的にわたってダメージを与えることになる。
“後片づけ”は被災後の復旧・復興の1丁目1番地だが、災害ボランティアで消毒やカビ防止にまで知識を持つ者は限られる。
家のクリーンアップについて、薬剤などの使用量には注意が必要で、扱いなれていない個人が対応することはやっかいだ。行政には、よりわかりやすいマニュアルの作成・配布が望まれる。
いっぽう、専門業者(清掃業者や工務店など)に依頼するとしても、広域水害では業者もなかなか手が回らないし、費用も業者まかせになって不安だろう。
し尿・生ゴミ・災害廃棄物の処理などに関しては関連事業者と応援協定を結ぶ行政は少なくないが、水害被災家屋の消毒・カビ防止等を支援する専門業者と行政が災害時支援協定を結んで住民に紹介する、あるいは同関連事業の団体組織での被災地支援体制づくりが急がれる。
また、消毒・カビ防止に専門知識を持つ災害ボランティアの育成なども今後の課題。