※カビの特徴
「カビ」と呼ばれるものの正体は、微生物の一種で、真菌という仲間に分類されています。そのカビの大きさは1~10ミクロンと肉眼では見えない微小なものです。
私たちの住空間には数えきれない程の種類のカビが生育しています。
カビは、とりついたものを分解すると言われているのは、とりついた物質から栄養を吸収し菌糸の細胞の酵素が、ものを分解してしまうからなのです。
そこには空気中の湿気や物質からの水分などを必要としますが、どうしてもカビにとって水分が足りないとなると、カビは自身で特殊な分泌液を出したりもしながら生きる環境を狙っているのです。
例えば水分とは無縁の鉄の場合だと、とりついたところが鉄化化合物と結合して水溶性となることにより、カビは体内に水分を吸収できます。
また、プラスチックでもカビは2週間ほどで分解し、自分のエネルギーにしてしまいます。おかしな話ですが、この分解酵素がきっかけとしてプラスチックは開発されたとも言われております。
そんな分解酵素はカビ特有の嫌な臭いの原因になったり汚れ的であったり、素材を劣化させたりします。
カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介
カビ取り屋の知恵袋
カビを知る
2014/06/13