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畳はカビに侵されやすい

2014/06/13

※カビ問題
従来の木造住宅の畳を敷く床は板と板の間に隙間をあけ通気に配慮されていました。
また、一日に何度も換気をする住まい方に気配りもありました。
最近の木造住宅では、アルミサッシの気密性にビニールクロスの壁で覆われ、吸放湿する材料は畳だけのため室内に発生した水蒸気は畳に集中しているのが現状です。
加えて、畳を敷く床の板にはベニヤの板を敷きつめていることから通気は悪く、結露もしやすくなってしまっています。
夏期の床下の温度は地温よりも冷却され、外気より少し低めですので相対湿度は高く25℃前後で80%~95%の湿度となっています。
畳は稲わらでできていることから相対湿度80%以上の空気に触れると急激に吸湿する性質があり、気温が高くカビの生育適温のため畳のカビは急速に生育していきます。